本文でご紹介の通り、これから『指輪物語』を手に取られるという方で「ナニこの序章。こんなの読んでいられない!」と思われました場合には、どうぞ遠慮なく飛ばして、第1章よりお読みいただければと思います。わたくしは……既に聞いていたので頑張って読みましたとも、ええ。
カレン衝撃の告白。実は入学前にもう一回、会っています。制服の採寸と教材の受け取り日に、大荷物を抱えたカレンを見かねたショウくんは、急いで自分の荷物を家に置いて戻り、彼女をバスで送っています。その際に連絡先を交換し春休み中に会う約束もしましたが、董ちゃんの体調悪化で取り止めに。
董ちゃんはリカとモモにとって正に運命の女神。特に大きかったのは兄に修学旅行に参加するよう強く促したことですが、偶然と運命の転び方によっては、ショウくんと結ばれなかったかもしれないのでした。優しいリカとモモが三人目としてカレンを受け入れる理由が積み上がっていると思っています。
尚、ショウくんが修学旅行に参加しないと飛行機事故は発生しませんが、彼は季節外れの落雷で恒神様に殺、もとい、転生させられます。この場合は董ちゃんが生まれ変わりではなく転生を選び「橘花兄妹転生譚」で開始するのでした。実は数話ですが原稿もあります。神に魅入られるというのは何と恐ろしい……。
J.R.R.トールキン『指輪物語』