「黄金の唄手の谷館」は一階席が8卓、特別室1室、二階席がカウンター100席と想定しています。一階円卓は貸し切り制で銀貨50枚、特別室は金貨2枚、二階は一人銀貨4枚なので満席でも入場料で金貨10枚。割高な飲食料金は別です。公演毎にカレンに銀貨50枚払うのは、精一杯ではないでしょうか。
前話で触れた「怪談」は一部だけが事実。実際には帝室が仲介して解放されました。件の普人貴族当主と後継者が、後に不慮の事故で死亡してお家が取り潰しになっただけ。そして普人地域のモグリの娼館には森人の娼女も存在しています。現実世界では当然、そうなると思いますので。
つい近年迄の地球と同じく普人地域の女性芸能者は元娼女も多く、夜仕事を兼ねるのが当然と扱われますが、芸能者は領地を跨いで移動する自由を持ちます。元娼女という経歴が有耶無耶になる可能性が増すでしょう。魔物狩りに登録することも、男女問わず救済の一環でもあります。
AI画像は、森人旧王家・アステリデ伯爵家の「昇菊紋」の「金章」です。白絹に金絲で中央に星の意を籠めた大菊紋(アステリデは菊ですが語源は星)。周りを囲む小菊紋は五子爵分家を表します。貴族家の家紋は「円形で、主紋と従属紋」が基本。金章は代理権を有し、契約・命令が可能です。
※次回更新は8/29(土)を予定しています。
