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第106話 女性芸能者(捕:アステリデ昇菊紋の金章)

「黄金の唄手の谷館」は一階席が8卓、特別室1室、二階席がカウンター100席と想定しています。一階円卓は貸し切り制で銀貨50枚、特別室は金貨2枚、二階は一人銀貨4枚なので満席でも入場料で金貨10枚。割高な飲食料金は別です。公演毎にカレンに銀貨50枚払うのは、精一杯ではないでしょうか。

 前話で触れた「怪談」は一部だけが事実。実際には帝室が仲介して解放されました。件の普人貴族当主と後継者が、後に不慮の事故で死亡してお家が取り潰しになっただけ。そして普人地域のモグリの娼館には森人の娼女も存在しています。現実世界では当然、そうなると思いますので。

 つい近年迄の地球と同じく普人地域の女性芸能者は元娼女も多く、夜仕事を兼ねるのが当然と扱われますが、芸能者は領地を跨いで移動する自由を持ちます。元娼女という経歴が有耶無耶になる可能性が増すでしょう。魔物狩りに登録することも、男女問わず救済の一環でもあります。

 AI画像は、森人旧王家・アステリデ伯爵家の「昇菊紋」の「金章」です。白絹に金絲で中央に星の意を籠めた大菊紋(アステリデは菊ですが語源は星)。周りを囲む小菊紋は五子爵分家を表します。貴族家の家紋は「円形で、主紋と従属紋」が基本。金章は代理権を有し、契約・命令が可能です。

※次回更新は8/29(土)を予定しています。

6件のコメント

  • この画像、本物みたいですね。AIで描かれたのですか?
    すごくリアルです!
  • 翠川 あすか様
     すみません、修正しました。手書きと参考画像を組み合わせて、paintなどで編集して仕上げはAI画像です!
  • 金章かっこいい!
    ショウくんが最新話で使ってましたけど、館主さんひれ伏してましたから、すごいものなんだなとあらためて思いました。あれでは迂闊に使えないのも納得です!
    この金章が目に入らぬか〜✨って言ってみたいです!
    普人地域のモグリの娼館にいる、森人の娼女なんて、ワケアリ感満々ですかね。なぜここまで堕ちた…みたいな!
  • 佐子 八万季さま
     はい、森人旧王家で現在でも覡王・巫后(お姫様の父君・母君)として宗教的権威を保つアステリデ家の金章ですので、仰る通りに「目に入らぬか~!」でございます。
     そしてモグリの森人娼女。どんな境遇でここまで……ですが、平民出身でもお姫様扱いでしょうから、それを是とする人間は有り得るのだろうなと思っています。
  • あ〜、モグリの森人娼女ですか⋯⋯まあ、いても不思議ではありませんよね。
    本来、存在してはいけない存在はいますし。
    ただ、その身の上は、とても大変なものなのでしょうね。

    あ、公演毎に銀貨50枚はギリギリだったのですね。
    つまり、カレンはそれだけ人気の唄手になっていたのですね。
  • 桐原コウさま
     モグリの森人娼女、複数人類種の存在する世界の最上位種と見做される人種の中で落ち零れてしまった場合は、こういう道を選ぶことは有り得ると思っています……。
     カレンはトップスターですが他にも出演者がおりますし、物語の設定次第ではありますが。常設劇場で総収入の1割を超える報酬は無理だろうと考えています。
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