ヴェイザに隣接するアウストリ川の浅瀬は、真夏と真冬の渇水期には水深が足首程度まで下がると設定しています。渡し船が使えなくなりますので、船頭さんたちの仕事は背負い板などに縛った荷物の運搬になります。大井川の渡しなどをイメージしていただければと思います。
鮎は成魚が縄張りを作る性質から「領魚」としました。鮎の漢字表記の由来は「占いに使った」「縄張りから魚に占」等と言われますが、元々、鮎はナマズのこと。鮎の本来の表記は「年魚」です。アユの音の語源は川下りをするから「落ゆ(あゆ)」、神に供えるから「饗(あえ)」等とされます。
アウストリ川では、玄奥の森からの小川の合流が増える上流では「跳虹魚(ニジマス)」、下流では「橙鰭魚(ヨーロピアンパーチ)」「尖嘴魚(カワカマス)」などが獲れると設定しています。尚、我等世(ウィラルテ)には完全水棲の魔物は存在せず、航海や漁業に大きな支障はないという設定です。
神話や物語に登場する「使徒様」は果たして転生者なのか。少なくともその一部は転生者なのか。第一部では完全には明らかになりませんが、第二部の冒頭で主人公たちは使徒様の子息に遭遇します。使徒様の子孫には既に?……お楽しみにしていただきたいと思います。