• 異世界ファンタジー
  • 創作論・評論

第122話 二人の相性、二人組の縫機(捕:次回更新予定)

 相性の良い同属性の杖使い同士、そして魔具の起動でも場合によっては杖使いの心を感じ取れてしまう世界。犯罪の抑止になりそうですが、浮気はできませんね! 四協帝国では嘗ての地球同様に娼館利用の罪悪感は乏しく、ブロストマ姐さまにとっては当然の営業活動です。多分、恐らく、きっと。

 地球では機械式のミシンは18世紀末に発明されました。最初のミシンは「編む」を自動化したものですから「針2本で糸1本」。下糸は使わず鈎針で編むように縫いました。弾力に富むチェーンステッチですが、緩みやすい欠点があります。衣服よりも革や帆布を縫うために開発されました。

 このような「環縫ミシン」は現在でも残っています。わたくしたちにお馴染みの「針1本で糸2本」(針の先に穴が開いて上糸が通っていて、下糸を使って上糸を交差させて縫い目を作る)の「本縫いミシン」は19世紀半ばに発明。「針1本で糸3本」のルーフパイル用ミシンは19世紀初めです。

※次回の更新は10/17(土)を予定しています。

 AI画像は「縫機」。針2本で糸1本を編むように縫う環縫ミシンです。17世紀の技術でも実現可能な1790年のトーマス・セイント型の改良レプリカを参考にしています(人力の方が安かったために18世紀末まで発明されなかった)。二人一組で、助手が右側のハンドルを廻します。

6件のコメント

  • ブロストマ姐さんが嬉しそうでしたね(笑)
    ショウ王は本人にその気はなくても、向けられる好意の濃度が半端ないから大変そうです!そして、ショウくんは、浮気する暇はなさそう。容姿も性格も色々なお花がすぐ傍に咲き誇っているんですもの。ほんとに天国か。
    この画像を見て、学校の家庭科室に飾ってあったミシンを思い出しました。なんか、デカっと思ったし、確か足踏みするやつだったような?
    カレンちゃんが裁縫とか得意だから、こちらの世界でも服飾関係の発展に貢献できそうですね。
  • ショウくんの周りの女性、ダメ元でもワンチャン狙い、みたいな人が多い気がします…。彼も邪険に扱いませんしね。
    それにしても、実際にはありえませんが、もしショウくんが浮気心を起こしてしまったら……血が流れそうですね(汗)

    人力ミシン、操作する二人の息を合わせるのが難しそうですね。複雑なものよりシンプルなものが向いていそうだなと感じました。
  • 佐子 八万季さま
     ブロストマさん、どうみても本気のようですが……さすがに浮気は無いでしょう。無いといいな。
     画像のミシンは実際には理論倒れで普及せず、環縫ミシンは別のタイプが広まったのですが、珍しい形で異世界感が出るので採用しました!     
     服飾関係ですが、ミニ丈はやはり一般人には受け入れられないでしょうから……娼女の服装としてとか、変な形で広まってしまうかもしれませんよね……。
  • 雨包おん様
     仰る通り、ショウくんが女性を邪険に扱いませんから。この世界の複婚制と貞操観念からすると、将来的には難しい選択を迫られることも出て来るかもしれません。
     このタイプのミシンは理論倒れで、別の形式の環縫ミシンや、のちの本縫ミシンが普及したようです。見慣れない形が面白くて異世界感が出るので、採用してしまいました!
  • まあ、ショウ君、浮気はありませんよねー。
    人の良さに付け込まれて⋯⋯はあるかもしれませんが、妻以外には最初から一線引いてるでしょうから、大丈夫でしょうし。
    ⋯⋯その割にカレンちゃんを迎える時に抵抗なかったな?と、言うのは無粋の極みというものですね。
    ミシン、想像していたよりしっかりした物でびっくりしました。
    操作はちょっとコツがいりそうに感じました。
  • 桐原コウさま
     ショウくん、自分から浮気は有り得ませんが……複婚制で娼館利用に抵抗感が無くて、しかも子孫を残そうと必死な森人は媵制まである。迫られてしまうことは、生じるのかもしれません。

     ミシン、最初は大型でしたが、この型はやはり扱いも難しいということで、現代の形に近い型に入れ替わっていきました。でも異世界感を出すために採用しました! さすがのカレンもショウくんも、本縫ミシンの提案は無理そうです。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する