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第44話【優しい言葉】

W杯は終わってもFIFA公式上げの北中米W杯開催都市テーマ曲全16曲を聞きまくっている七海ポルカです FIFAのYouTubeで見られるのでまだ見てないって方どうぞ✨

今までの大会でもこういうの作ってたのかなあ?

試合しか見てなかったから分からん

本当にどの都市の映像も美しく、個性があり、魅力的。
ちょっとした旅番組気分です。

ドローン映像が含まれているので、ダイナミックにその都市を眺められるのも最高。

そしてその都市をイメージアレンジした曲が使われているのも本当に丁寧な作品作り。映像は素晴らしいけど、音楽全部同じだったら確かに今もこんな毎日のように聞いているかは分からない。

書いてる時は映像を見ていない。

曲だけ聞いてる。

これが2分くらい×16なので近況ノート書いてるのに丁度いい飽きが来ない塩梅で曲が進むのがいい。

聞きすぎて映像見なくとも曲でどの都市か分かるようになった七海・ピタゴラス・ポルカであります!

絶対この作品自体知らねえ人いると思うんだ勿体ない!

公式だからお金かかんないしすぐ見られるから見るよろし!😊



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徐庶
「水鏡先生も自分の教えを彼らに叩き込むというより、門下生たちがお互い話し合っているのを自分が聞いたりするのが好きなんだ。
 若い連中は面白いことを考える、ってよく笑ってた」

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徐庶
「水鏡先生は基本的に来る人拒まずなんだ。
 だけど先生が唯一出入りを禁じる人がいて、他人に『お前はこの国から来たから駄目だ』みたいなことを言う人だけは、学びの和を乱すから出入りさせなかった。

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徐庶
「俺がそれを両方持っていて、お世話になるついでにどうしても先生に受け取ってほしいだとか、紹介したいだとか言うのなら貰える物は何でも貰うけど『無い人から取ろうとは思わない』って言ってくれた。
 先生は『無い人から取るのは悪人のすることだ』って言ってたよ」

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徐庶
「死んだからあいつのことはもう考えないでいいや、なんて思われるのは寂しい気がする。
 自分が死んだ後、誰かをそのことで縛りたいなんて絶対に思わないけど……。
 時々思い出して懐かしがったり、あんなことを言っていたなと笑ってもらえるのはきっと嬉しいよ」


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陸遜
 彼の心は遠い場所にあると思うけど、
 死んでしまった龐統よりは近くにある。
 呼びかけ、話しかけ、言葉をかけられるから。

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徐庶
「俺に生きて欲しいと君は言ってくれた。
 だから君も自分のことを、死んで当然の人間だとか、
 死んでも仕方ないとか、悔いは無いとか。
 ……人を殺すのが当たり前の自分だなんて思っては駄目だよ」

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陸遜
 自分はそういう人間なのだ。
 戦うことを恐れない、
 戦場では自分の望みの為に、敵を迷わず殺せる。

(でもそれは、そうすることで誰かを守れたから)

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陸遜
(私も、誰かや、どこかを、いつか見つけたい)

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徐庶と陸遜ががっつりとこれだけ一対一で話すのは初めてです。
戦記物とか。

基本的に一対一で誰かと誰かが話すシーンである場合、やはり魅力的な会話にした方がいいと思います。

こういうのも当たり前の話なんだけどな……😇

徐庶と陸遜が本心を打ち明けないしょーもない話をするだけだったら私はこのシーンに郭嘉を連れて来たわ。それで三人でワチャワチャ話すトリオ回にした方がまだいい。

徐庶と陸遜が一対一で話せるようにこの回を作ったのだから。

確かにキャラが勝手に喋り出すこともあるんだけど、
戦記物は「主導的」に作者が展開を生み出すことも大事です。
歴史の教科書が時系列を追うだけのようになるのは現実だから仕方ないと思うけど。

小説ならやっぱり「魅力的な展開やシーン」を書かないと。

こういうのもね……

【テーマを絞り切って書く】ことに繋がるのです。

この回は明らかに徐庶&陸遜回。
それが分かりますよね? これは10000字くらいで一話をまとめました。
徐庶と陸遜で話をさせる。
それ以外のことは書かないでいいのです。

これも一話に文字数をきちんと費やして「何か一つテーマが形になる文字数までは書く」ということを私がしてるからなんですよね。


本当に一つの物事を戦記物で何ページにも分けられると読みにくいなあ。


私普通の本の大河小説でも【一話読もう】とかいう区切りで大概読んでいるのです。
1ページ読もうとかで読んでない。

本当に戦記物で一話3000字とか5000字とか細かく分けられると話の要点がぼけますよね。

【1話】は【1話】と呼べるだけの何かが得るものあるボリュームにするべきだと私は思っています。

CM入りまくる地上波の映画番組みたい。

描き方上手く無いなあ。描写が散らかってるんですよ……。

集中する時はそれそのものに集中してとことん書かないと!!

戦記物は数多いキャラにパノラマで映しているように視点が取っ散らかるの良くないんですよ。

【結局一番誰を見て欲しいんだ?】

という作者の意志がもっともっと強く明確に見えて来て欲しいですね。

キャラが埋もれます。

他人の話を読んで何でこんなに視点を絞り切れないのだ……と不満を覚えて自分の作品に戻ってくると、やはり書き方落ち着きます。

私の話は基本的に1話長いですが、かなり登場人物は選抜されます。

賈詡と郭嘉回とか。
徐庶と陸遜回とか。
呉回とか。
曹操と夏侯惇回とか。

【小コロニー】で魅せるという方法なんですけれどね。

これは私が【ジグソーパズル攻略のために編み出した必殺技】の一つを、創作に応用した魅せ方なのですが。

ジグソーパズル、1000ピース。

作ったことある方おられます?

1000ピースともなると、1ピースを眺めても何が描かれてるのか全く分からんことがあります。それくらい1ピースに視点が寄ってしまっているので。
だから特徴あるピースをまず手っ取り早く作るわけです。

例えばモンサンミッシェルのパズルだとしたら、
モンサンミッシェルの輪郭辺りは分かりやすいですよね。空と接して見える部分とか。
あと土台の方とかも陸地と隣接しているので分かりやすいです。

困るのは要するに似た色や部分が多い内部のあたり。

ジグソーパズルの定石
【分かりやすい所から手っ取り早く作っていく】というものがあります。

だから最初の状態はキャンバス一面に幾つも小コロニーのような、【分かりやすい部分】を優先して構築した部分が出来るのです。

その小コロニーを少しずつ育てていくと、2つの小コロニーが接続したりする。
そうやって大きくして行って、ピースの残りが少なくなればなるほど、分かりやすくなっていくのです。

【まずは小コロニーを作り、関係性を浮かび上がらせる】

そうすると非常に見やすいし、キャラ同士の関係性も見やすくなるのです。

戦記物はまず【小コロニー】を構築する所から始めて、
それが安定して来たら、他の小コロニーと出会わせるんです。

うちなら
まず【郭嘉&賈詡】の小コロニーを作る。
次に【徐庶&陸遜】の小コロニーを作る。
この2つの関係性がそれぞれ安定して来たら、この2つを出会わせるんです。

【郭嘉&賈詡】と【徐庶&陸遜】を出会わせる。
小コロニー同士を出会わせる。
そうするとまたこの4人での会話が生まれる。

この4人の会話と関係性が安定して来たら、

ここに【司馬懿】を出会わせる。

するとまた新たな風景が見えてくるわけです。

とっ散らかってる戦記物は全部1ピースなんですよ。キャラが。
一向にまとまって来ないので、どいつがどいつのことを好きだとか、どいつがどいつに忠誠を誓ってるんだとか、【関係性】が本当に分かりにくい。

戦記物の下手は【関係性の描き方が下手】なのです。

小コロニーをもっと作らな!!!!!😊

ジグソーパズル愛好家は思うわけですよ。

この話はつまり、【小コロニー作り】をしている重要な回です。
意図がちゃんと見える!
ジグソー愛好家は おっ✨ パリのエッフェル塔のエッフェル部分に取り掛かりましたな!? みたいに集中して小コロニー作っていることを感じられる。
徐庶と陸遜回ですね! って明確に分かる。
本当に分かりやすい書き方するなぁこの作者🥰

よく整理整頓されている。

【ジグソーパズル】って情報管理能力が攻略の鍵を握るのです。
まず1000個のピースを
①大まかに色分けし
②映っている種類で色分けし(空、森、建物、花など)
③次は更に細分化していく。
④①を更に微妙な色分けに掛ける。
⑤②を更に微妙な判別に掛ける。


基本的にこの繰り返しです。


情報を集め、分類し、細分化し、構築する。
これで完成しなかったら再び同じことをする。



③は【無い人から取るのは悪人のすることだ】の部分、地球上の全政治家の家の掛け軸にしてほしいほどの水鏡先生の名言でありますね。

④【自分が死んだ後、誰かをそのことで縛りたいなんて絶対に思わない】
 このあたりは私の実感が籠っています。
 でも真逆に思う人もいるのでは?
 私は死んだら海か空に散骨して、墓のような後に残るものは何もいらない。
 死んだ後まで暗い地中に埋められるなんて御免だと前に書きました。

 でも中にはお墓をきちんと作り、子供達に何かの折に花など飾ってもらえたら嬉しいなぁ🌸と思う方もいると思います。

 もちろんこれもどっちがいいとかいう話ではなく、

 作者自身の実感が籠っているセリフだからこそ、浮かび上がり、
「私はどうかなあ」
 みたいに読み手に考えさせるようなパワーがあるのではないかなと思います。

 魅力的なセリフには作者の実感や思想や美学が込められています。

 昼間の話に繋がりますが、たまに決め台詞みたいな作者が自信満々に書いたセリフなんだろうなと言うのを読んでも「これは一体誰の、どんな実感が籠ったセリフなんだ?」というのが全く見えて来ないものがあります。
 ああいうのスケルトン現象ですね。
 リズムとテンポだけで中身が無いセリフ。
 作者の実感や思想や美学が何も籠ってない。

 そういうのは空虚なので人の心を動かせません。

⑥は前に郭嘉が徐庶に言っていた【大好きな人の前ではもっと喋るのか】という部分ですね。徐庶は集団の中だと口を閉ざす方です。集団の中だと色んな人の思惑や意見が飛び交うので、彼はその中で議論に混ざりたいと思うほど強い自我がありません。
だから入って行かない。

でも一対一だと自分と相手の話になるので、求められれば自分の意見を話す人です。

そして徐庶自身が信頼したり、それこそ好きだと思う相手の前では求められなくても自分から口を開くこともあります。

このエピソードではすでに徐庶から、口を開いています。

【君が前に言ってくれたことを考えてみた】

の部分ですね。

この時点で徐庶は陸遜をかなり好意的な存在として捉えていることがこのことにより分かります。

でもそうなった前段階もちゃんとある。

これより前のエピソードで、陸遜に「そんなことを言ってくれたのは君が初めてだ」というセリフを言っています。


そうです!


勘のいい方はもうお分かりですね。

実は物語の構築の仕方も、人間関係の魅せ方同様、【小コロニー】のように、そのキャラを信頼するきっかけになるような言葉が幾つか集まると「好意」になるのです。

複数の要素が集まって「好意」に変わるのが非常にスタンダードで自然に見えます。

運命に導かれて惹かれ合うように見せたい場合、この方程式を逆から考えればいい。

つまり一撃で惹かれるように描くと自然の積み重ねより運命めいて見える。

だけどこの【一撃】には相当な威力がないと

「なんで今のことくらいでそんな好きになるわけ?😇」

と読み手が納得しませんので、読み手の納得を勝ち取るくらい、一撃で相手に惹かれるエピソードや言葉や言動を作者は考え抜かねばならないわけです。


案外このあたりの方程式を、曖昧に描く人がいる。

積み重ねでもないし、一撃必殺でもない。

こういうのも【テーマを絞り切れてない】【焦点を絞り切れてない】場合に発生します。



結局これを見つけるために探したり頑張ったり、
見つけられたりするのが人生だと思う。

【誰か】や【どこか】はその人それぞれのものであっていいのです。

そして【いつか】も人それぞれでいい。




陸遜が本当に、新しい運命を苦しみながらも受け入れて、自分の人生を歩いて行こうとしている気持ちが出た、シンプルだけど私なんか他人の話で⑧出て来たら、

うあー いいなぁ……!✨って思うセリフですね。


もうどれも想いの籠ったいいピースなんですが……。


⑧にしておきますか!!


ちょっとこれだけ見るとアバウトです。
選び抜くセリフというセリフがこういう感じになるのは良くないです。
正直。曖昧を多用するのは小説家としての逃げなので。

しかし今まで44話、ピックアップして来ましたが、
あまりここまで曖昧なセリフを上げたことはありません。

少しくらいならたまには哲学的な感じのセリフも織り交ぜていいでしょう!

でも曖昧ですけど、
⑧のセリフは全ての、人間の胸に少なからずあるものじゃないかなって私は思うのです。

つまり、曖昧ですが、どこか共感出来るものはあるのではないかと。

あと構造的に言うと、この⑧はこのエピソードとしては前段階で徐庶と陸遜の考えをきちんと描いていますので、⑧だけ切り取ると曖昧な言葉に思えますが、エピソードを締めくくるセリフとしては説得力がものすごく出ていると思います。


こういうの、【読んでもらったらもっと味が出るよ😊】って感じでいいと思いませんか?


別に本編読んでもらわなくても悪くないセリフだけど、
読めばもっと味わい深いよ✨という。


前も言いましたが、私は「もっと読み進めてくれれば段々楽しくなるのに」は作者の言い訳だ、読み手は読み進めない自由も持ってるのは当然と考えているので、すごく嫌いな言葉です。言いたくない。

だから一球入魂で【1話】ごとに魂とテーマを入れて私は書いています。

だから1エピソードでも見てくれればいい!! と思っています。
その裏に1エピソード読んでもらえれば、好みはともかく実力ある作者だなと感じて貰えられればそれでいいのです。

そこが伝わらないのは問題です。そこが伝わらないと、二度と多分読み返しには来てくれないでしょう。

だけど「上手いなあこの人」とさえ記憶に残ってもらえれば、何かの拍子にまた縁があるかもしれない。

だからいいのです。どのエピソードをランダムに一つだけ読むか、と手に取ってもらっても、内容はある程度分かるようになってるし、それぞれのエピソードに魅力的なテーマと、セリフが必ず最低一つはあるように書いてますし(それを証明するために、このお遍路企画をやってる🥰)。

だから「読み進めてもらえたら伝わるのに」は泣き言なのでキライですが、
「一つのセリフを抜粋しても私の話は魅力的なのが分かるけど、更に本編読んでもらえば味わい深いよ~~~~楽しいよ~~~~✨」は別にアピールしてるだけなので言っていいと思っています。


私は「読み進めなくていい。でも一話読んでもらえたら嬉しい」がモットーですわ。

自分の話が長い自覚はある。
全部読めなんて他人に求められん。

どれでもいいからお好みの1話を好きに読んでくれ。

あとはご自由に! って感じです。

「読み進めて欲しいのにー」って言うてる人見かけるけど、読み進めないと良さが分からないように書いてるのでは? って一話の文字数少ない長編小説に対しては思いますね。

あんた「読むのは今日だけ! 明日からは来ないよ」って言うてる相手にその1話3000字で書きたいこととか言いたいこと伝えられるんかい? って思うのです。

私は他人は大いにその可能性があると思ってるので、最初から「1話だけしか読まないよ✨」と言われても全然平気です! むしろ1話読んでくれるなら大歓迎!😊

ラッキーナンバーの数をどうぞ!! ってなもんですわ。

どのエピソードを見ていただいても一球入魂なのでいいですよ。

まあエピソードも色々テーマあるので、明るい話が好きなのに殺伐回が当たっちゃったらもう運が無いんだけど、しかし人生そういうものですわ。
そういう場合は相手との縁がなかったんだと思っていちいち気にせんでいい。

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陸遜
(私も、誰かや、どこかを、いつか見つけたい)

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行く道が分からなくなっていた陸遜ですが、

一歩、踏み出した感じです。

この一言にエピソードを読み終えたら希望が感じられるようなニュアンスが宿って聞こえていたら嬉しい。

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