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【THE DANCING MEN】✒️

グラナダテレビジョン版
【シャーロックホームズの冒険】


     第2話<踊る人形>




・グラナダ版のロケ地の美しさはもう異常である

 これもまた……!! 美しい館ですよ見てくれ!!
 なんやこの芝の広さ!!
 こんな所で無限サッカー(←どうやらフィールドの制限がないサッカーのことらしい)やりてぇ~~~~~~~!!!✨✨

 景色が良すぎて海外風景、貴族の家、広い庭とか大好き人間の私は本当にこのドラマたまりません……眼福!!




・推理遊びごっこして戯れるワトソン君とホームズ先生

・ヒルトン&エルシー
 捜査ものの魅力はたくさんありますけど、
 やはり【本日の依頼人はどのような方かな?🤗】は一つのポイント。
 この二人は愛し合っている夫婦なんだなあって伝わって来ますね。

・ホームズの用いる戦法の一つなんですが、
「依頼人をわざと挑発して怒らせる」
という技があります。そうさせることで相手のガードを崩し、口を割らせたり、正直に話させたりできる場合があるので、相手によっては用いる。

・捜査ものとかはこういう「話術」なんかも学べますよ。
 こういうものを自分の作品でも応用してくださいね。
 ホームズ先生は非常に多彩な戦法を用いて来るので探偵ものとしてもとても面白いです。


・「過去に何かあろうと妻のせいじゃない」
 ヒルトンさんとても愛情深く穏やかな人なのにな……。


・捜査ものは多彩な登場人物が出て来ます。依頼人や、犯人も。その他にも調書に協力してくれる人たちもいますし。
 一人一人個性がありますし、描き方も違います。

 カクヨムを見ていると「この作品出て来る全て作者の分身みたいなキャラだな……」と思う作品あるって話は前にもしましたが、ああいう悪癖を修正するためには、海外捜査ドラマ見るのとか非常に有効だと思いますね。

 作者や作者の好みを描いてるわけじゃないでしょう。

「色んな人間を描く」

 というちゃんとしたスタンスがあります。
 私から言わせてもらうと長編小説が色んな登場人物描くなんて当たり前だろうがと思うのですが、ライトノベルは本当に全員作者の趣味と好みから生まれたみたいなクローンですか?😇みたいなキャラをお見舞いして来ることあって、
 多彩な登場人物を擁することでお馴染みの良作海外捜査ドラマに慣れている私は本当にどいつもこいつも同じ意見でまとまってるみたいな話見ると、一種ゾッとします。

 彼らの頭の中には「自分と意見が違う人」「自分と好みが違う人」「現実の自分は好きじゃないが、だけど興味深い人」とかは一切存在しないのでしょうか?

 自分にとって都合のいい人とか、
 反対意見を言わない人とか、
 絶対悪とか、
 自分は好きじゃないけどあいつの言ってることは悔しいが正論だみたいな人とか、

 なんでこんなにも出て来ないのか。

 全く気にしてないようなら放っておきますが、どうして私の話は読んでもらえないのだろうとかそれで悩んでいる人見かけると、そんなことで悩む暇あるなら海外ドラマ見て来いよとは思います。

 面白くないからや!!

 出て来るキャラが一辺倒で面白くないからや!!😇

 良作海外ドラマは恐ろしいことにシーズンに2話しか出て来ない友情出演みたいなキャラなのに無茶苦茶魅力的な奴出して来て、そいつが不意になんかの拍子に出て来ると「こいつ出て来たーーーーーーー!!!✨」ってテンション爆上がりするようなヤカラまでお見舞いして来ることがあります。

 主観しか持たない作者の話本当に面白くない……。

 物書きならもっと自分だけじゃなく第三者的視点や感覚も持たないと。

 あと【多彩なテーマ】を持ってないからそういう書き方やキャラばかりになるんだろって思います。

 捜査ものは今回の話なら【夫婦愛】や【過去の亡霊】なんかがテーマ。

 1話の【ボヘミアの醜聞】は【稀な女性とそれを取り巻く男たちの攻防】。

 1話ごとに全部違うんですよ。

 このあたりは「1話に必ず一つ実りのあるセリフを書くようにする」みたいなのにも関わって来ます。

 web小説で1話2000字みたいな縛りの中で描き進めている長編小説の特徴は、「非常に話がダラダラしていてメリハリがない」こと。
 こういう海外ドラマや、私の1話のように1話20000字くらいで書いて来ると、起承転結が描けます。
 だからそれで物語性が出る。

 1話2000字を取り留めもなく書いていくと文章が形骸化するんですよ。

 思い付きで喋ってる人の話を聞かされている感覚に近く、

「結局こいつは何が言いたいんだ」

 になって来る。

 最終的に1話2000字を積み重ね200000字になったとします。

 でも1話20000字で1話に起承転結をつけることを心がけて描いて来た作品が200000字になった時と、これは出来上がった時のツギハギ感が全然違うと思うんだよね……私は。

 今回の依頼人は秘密を抱えた妻を持つ旦那さん。
 でもこの「秘密」も、完全なる秘密というわけではなく、
 奥様は「私の過去は聞かないで欲しいの」と結婚する時打ち明けている為、
 誠実なんですよ。
 
 じゃいっそ旦那さんに打ち明ければいいのにと、私なんかは思います。

 しかし中には「打ち明けて自分はすっきりするけど、夫が苦しむことになる」と考え、それだけは避けたいと願うような人もこの世にはいるのですよね。

 捜査ものの依頼人がどんな人であるかは本当に興味深い部分ですので、そのあたり色んな人間を観察するような気持ちで楽しみましょう🤗

・探偵が一番最後に聞くことは、彼が一番気にかかったことや、再度確認しておきたいと思った重要なことが多いです。 
 私は海外捜査ドラマに育てられた子なのですっかりこの習慣が身についてしまい、
 別に捜査ものでもねえけど、場面転換の最後に重要な問いやセリフを置く という手法をいつの間にか完全にマスターしておりました。

 私は場面転換の最後のまとめ方が非常に上手いのですけれど、完全に海外捜査ドラマ先生のご指導のおかげであります!✨


・「私の暗号論文を読んだか」
 「少しね 難しかった」

 このワトソン君とホームズ先生のやり取りが可愛いのである。
 この会話でこの二人無茶苦茶仲いい友達やなっていうことが分かる。
 興味ないことに無理して付き合ってない。

 こういうこと正直に言い合えるのがいい友達ですよ。

 ワトソン君の「あー ごめん全く読んでない」に甘味料を振り掛けやんわりとした表現で誤魔化す手法、是非皆さんもご参考下さい。


・26分からの映像とかは、当時からすると結構斬新な手法だったんじゃないかな?
 素敵ですよね。魘されてる感じがよく映像化されています

・この夫婦愛し合ってるのだから一緒に寝てたら今回の不幸起きなかったんじゃねえかと思う気もするけれど、奥様は自分の過去を本当に恥じていて、というより、彼女は要するにギャングファミリーのような一族に生まれてしまったので、周囲の人たちを非常に軽蔑していたんですよね。
 危険性も分かっていたし。
 だから本当にそれに、ヒルトンさんを近づけたくなかったんだと思う。

「知る」ってことは関わらせるってことだから。

 自分の力でなんとか相手を追い払えば、もうイギリスにいるんだし、過去は忘れられる、その時に旦那さんが自分の過去の詳細を知っていて気遣われるよりも、偶然ロンドンで出会って、ごく自然に街を見ながら恋をして行けた、その幸せを何よりも大事にしたかったんだと思うなあ。
 過去とかどうでもいいんだよ。
 旦那さんには「あの日、ロンドンで偶然出会ったきみ」だと自分を思っていて欲しかったんだと思う。
 それが一番幸せだったんだろうな。

 私も大学以前の過去の人間とか全く一生関わりたくないって思うからすっごい分かる。

 大学の友達や出会った大好きな人たちには、私が過去どんな様子で生きて来たとか、知って欲しくないもん。

 そういや私も「私は自分の今まですっごい嫌いだから、話したくないから聞かないでほしい。全然悪いことしてたとかじゃねーけど、とにかく思い出すのも嫌なほどしょーもない過去だから」って大学の友人たちには言ったことあるわ。

 みんな「分かった😊」って本当に気にせず今の私だけを見て、仲良くなってくれた。すっごくそれが私は嬉しいし、幸せだと思うので、

 無茶苦茶この奥さんの気持ち分かる。

 過去の柵とかに関わって欲しくないし、知って欲しくもないんだよね。

 ただ「今が楽しければいいね!✨」で分かり合えればいいのだ。

 よく考えたらすんごいこの奥さんが旦那さんに過去のこと話さなかった気持ち分かるーーーーーーーーーー!!!!!

 ヒルトンさんとの今がすごく幸せだからなんだよ。

 こういうの、私は自分の事情がリンクしているので奥様の気持ちが分かるんですよ。話さなかった彼女の気持ちは。
 
 ただ人によっては明るい楽しい過去を過ごして来た人は「さっさと話せばいいのに」と奥さんが秘密にした理由がまったく分からん人もいるんだと思う。


 こういうのを考えるのもすっごい面白いですよ。


 色んな人間が捜査ものは出て来るので、

「こいつの言ってること、分かる」
「こいつの言ってること、腹立つ」

 そういうのが必ず出て来ます。
 同時に、「そう思う人もいるんだ」という多様な人間の考え方や意見に触れることが出来るので、人間を感じる感性が鍛えられるんですよ。

・34分にキッチンというか……厨房のシーンがありますが……映ってるポットが巨大すぎてこれがイギリス貴族の本気か……!! と感嘆します
 50人分くらい一撃で注げそうであります!!!
 
 そうなんですよ……この【シャーロックホームズの冒険】は本当に色んな家のシーンとかもありますが、小道具とか部屋の装飾も本当にアンティークな感じで素敵で素晴らしいのです……😭 家具とかインテリア大好きな私にはほんとたまらん……燭台最高である……ありがとう。誰に対してお礼言っていいのか分からんが本当に【シャーロックホームズの冒険】をこんなに素敵な世界観で鮮やかに実写化してくれてありがとう。
 私このドラマは死ぬまでライフワークで繰り返し定期的に見続けて行こうと思ってます🤗

 それがもう毎回多様なので面白い理由になっている。

「今回のお家はどんなかな?🌸」

 がほんと楽しい。

・ホームズ先生の推理に素直に感動する警察の方と、素直に感動しないタイプの警察の方が出て来るんですが、今回は素直に感動するタイプの警察の方でしたな✨

・この時代の手錠に感動する✨

・スレイニーの後ろに立った警官が無意味に男前で顔見てしまって字幕に集中出来ないからやめていただきたい

・この話を見ていて強く思うのは
 やっぱり

【嫌がって逃げた女を追うのは男のクズがすることだな】

 ということである🤗
 例えば女に明らかに非があるだとか、なんか盗んで逃げたとか、
 そういう事情があればまた別だが、

 とにかく愛情の問題で「ここにいたくないわ」って女がいなくなったり逃げたりした時に無理に追う男は最悪ですわ。

 大体それで捕まえて、誰が結局幸せになれるねんって思わない?

 こういう構図も、作者はよく把握しておくといいです。
 敢えてこういう展開を使うことも出来ますが、

【嫌がって逃げた女を追うのは男のクズだ】

 というポリシーを持つキャラを作品に登場させるようなことも出来ます。

 海外ドラマ見たら、なんかこうやって自分でとにかく「私はこう思う」みたいなの持とうね!

 それも今回の「1話ごと必ず感想を書く」という作業の醍醐味の一つだから。

 感想を書くと自分の考えがまとまったり、自分と向き合えたりするんですよ。



・「夫をこんなことに巻き込みたくない」



 エルシーさんの願いは↑この一言に尽きる。
 可哀想なのが、ヒルトンさんはこの気持ちが伝わらないまま亡くなったこと。
 共に過ごした3年の日々があるって言っていたから、
 その幸せな日々の記憶が救いや、この気持ちを代弁してくれるとは思うけどね……。

 妻が何か別の男と関係しているのではと、(別に不倫とかいう意味ではないにしろ)疑ったまま亡くなったのは可哀想だな……。


 この館、本当に美しい場所ですよね。

 広くて。

 今もイギリスにあるのかな~~~~~~。

 いつか【シャーロックホームズの冒険】に出て来た1話ごとの館とかどこにあんのか探して1ヶ所ずつ回りてええええ~~~~~~~✨✨



 美しい館……。

 想い合う夫婦で、
 
【踊る人形】

 さえ現われなければここで巡る季節を幸せに暮らせただろうなあ……って思います。



「夫人は領地に今も住んでいる」



のラストの言葉が切なく響く、もの悲しいエピソードであります……。

 

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