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第12話【紫闇は再び】

急転直下という言葉がありますが、

急転直下はいいけど大事なのは着地したあとなんですよね。
急転直下しても着地からいい流れに持っていけなかったら意味はありません。

創作には色々と魅せる為の技がありますが、

要するに技を上手く生かせるかどうかなのです。




このあたりちょっと陸遜が行方不明だと……!? みたいなサスペンス要素が入ってきましたので、サスペンスとなると海外捜査ドラマ出身の私にとってはお任せあれ!✨の得意分野であります!

サスペンス・ポルカであります!!

皆さんサスペンスご覧になりますか?

サスペンスというものはサスペンス特有のテンポ感や謎かけ、展開、真相が明らかになった時のぞわぞわ感があり、かなりセンスが問われます。

私は常々弱点がほぼ見られない万能型と自分の物書きとしての傾向を表現しますが、
戦闘描写、戦術、恋愛、性描写、コメディ、政治、スポーツ、動物、和風、洋風、中華など、本当にほぼ苦手とするものがありません!

なんでも書けます!


そこに来てサスペンスとミステリー!

私は一応海外捜査ドラマ好きなのでこれも得意ですが、
どっちかというとミステリーとサスペンスならサスペンスが好きですね。
ミステリーにはまりすぎると伏線こだわり地雷原じゃないですが、謎かけに謎かけをしてもうややこしい仕掛け作り職人みたいになりかねないので、不自然な話になったりします。

それよりは謎解き、仕掛け重視のミステリーよりは、
捜査もので人間の心理描写重視のサスペンスの方が好きです。

創作のヒントとしても、私はサスペンス重視のドラマとか見るのオススメしますね。

と! いうのも!

サスペンスは話が動く時、人間の心が動き、音楽が動きます。

人間の動きを本当に重視して書いているのが【サスペンス】というジャンルなのです。

ミステリーは凝り過ぎているものとかは、逆に最悪謎解きが難しければ人間の心とかどうでもいいやみたいなことになっとるドラマも多く、いやどう考えても謎解きより人間の心が大事やろと私なんかは冷静に思うので、

サスペンスとミステリーどっちも好きですけど、

どっちかというとサスペンスがお好みです。

さて。

サスペンスがお好みなので、この第12話【紫闇は再び】みたいな話を私は非常に得意としますね。

戦闘、恋愛、サスペンスであります!!!

サッカー選手で例えるとパスも上手いしミドルシュートも上手い上、最終的には出しどころ無かったらドリブルで単騎突撃も出来る、まさに万能型MFみたいなのが私なので、万能型MFの作品が読みたいと思ったらどうぞ我がアカウントにお越しください。

色々多彩な品を取り揃えていますので、最悪何かしら一つはお好みに合うもの見つかると思います!


さあばっちり我がコロニーのアピールも出来たので、やって行きましょう!!


今回も物語の方が動いているので、ピックアップのセリフは少なめ。
でもいわゆるこういう時は「挿絵をもし書くならどのシーンに付ける?」みたいな問いがあった場合、山ほど挿絵で書きたいシーンがありますので、
要するに私のポリシーである

【1話に最低一つは魅力的なシーンや魅力的なセリフを必ず書く】

の、どっちかというと【シーン】の方なんでしょうね。この話は。


___________________


甘寧

(……馬鹿野郎が。
 あんな根暗の鴉野郎の死に、引きずられやがって)


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陸遜

(……あなたの、救われた顔が見たいと)

 そんな風に願っていた。


_________________


陸遜

 少しずつ答えは、出ていた。
 共に生きてくれる人達も一人ずつ、増えてくれた。

__________________



セリフはこんな感じですね。

いいセリフはたくさんあるけど、会話の中で生まれる類いのものです。

それでもやはりこの話は【サスペンス】要素があり、

人間が人間を想ったり、

思い出して初めて異変に気付くような要素があって、

非常にドキドキする作りになっているのでオススメですよ✨


ん~~~~~~~


①は、戦記物として大切な部分が書かれているかなと思って気に入ってます。

つまり戦記物は【死】【命のやり取り】を扱いますけど、

人によって【死】に受けるインパクトは違うということなのです。

甘寧は龐統のことを何とも思っていなかったので、

その死がちっとも堪えていない。

だからといって陸遜も全く平気かというとそうではない。

そういう部分ですね。



命の重さっていうのは、なんか個人的に好きじゃない表現なんですけど。


でも戦記物が忘れてはいけないのは「一つの死。でも受け取り方は十人十色」という部分なんだろうなと思います。

仲間の死を受けて、

この人は乗り越えたけど、
この人は乗り越えられなかったとか。

絶対あると思うのです。
というかありますし。


甘寧と陸遜は今まで、こういう心のずれがあまりありませんでした。
辿って来た経歴は全く違うけど、
好むものや、憎むものは似ていた。
大切に想うものも似ていたのです。

この時まで。

でも初めて心のズレを甘寧が感じていますし、
陸遜も感じていました。

その隙を突かれた形なので百戦錬磨の甘寧にも動揺が見られるところが、このセリフの色気のある部分ですね。

すごく好きなセリフです。


まあ③かな。

③は、私自身の実感も籠っている言葉なので、ちゃんと質量がある所がいいです。

このセリフは、私は2022年からのウクライナ侵攻以来、一日も欠かさずウクライナの動向を見ているうちに、犠牲者の記録を取るようになったのです……。変な意味ではなく、犠牲になった方の経歴がある時から無性に気になったから。

侵略国と違い、ウクライナは防衛戦です。

実は自分たちの生活と家族と国を守ろうとして、軍に入っている民間人がものすごく多いのです。

一つ、ウクライナ軍の、地球上のどこの軍隊とも違う特徴を書いておきます。

動物を引き連れている軍人さんがものすごく多いのです。
それは何故なのか?

……彼らが、軍人ではない、一般人の人が多いからではないかと私は分析しています。

突然、国、自分の生活、人生、家族を守るためとはいえ軍に入って戦わなければならなくなった。本当に殺しに襲い掛かってくる相手とです。
私が都合のいい転生ものとかに感じる怒りに近い嫌悪感は、

「普通の人間はそんな今すぐ武器を持たされて戦いの場に送り込まれたって、普通恐怖で気が変になる」

そういう風に思うからなのです。
ウクライナ軍はそういう人がものすごく多い。
だから、彼らは動物を連れているのです。
激しい戦闘があっても、一人で塹壕とかを守らなければいけない時とかもあります。
敵が近づいてくるかもしれない、
本当の戦場の夜闇の中……。

どんな気持ちかなと思ってもその恐怖分かりませんが、

軍服の胸に、戦場で保護した猫とかを抱きしめている軍人さんとかとても多いのです。犬とか。リスとか。鳥とかもエサやって懐いてたりする動画をよく見ます。

元々一般人の彼らにとって、側に寄り添う動物は、多分置いて来た家族だとか当たり前の日常、仕事、大好きな趣味、そういう普通の日常を思い出させてくれたり、感じさせてくれたり、そういうものなんだと思うのです。

彼らの世話をすることで、一瞬でも戦場の苦しみが和らぐ。

そういう中で、ある時「ウクライナ軍って動物連れてる軍人さん多いな……なんでだろ?」「そうか、一般人だからだ……」と分かってから、彼らの軍服の下がどんな姿なのか、ものすごく気になり始めたのです。先生もいます。シェフもいる。アスリートもいる。音楽家もいる。普通の会社員もいる。軍服を着ると一気に分からなくなるのです。だから犠牲になった人が、それまでどんな経歴を持った人だったのか無性に気になって。目にした記録は取るようになりました。

そういう時に、大学卒業を目指していた大学生だったり……

自分のお店を持つのが夢で頑張っていたシェフの方だったり、

本当に当たり前ですがみんな人生の途中、夢の途上なんですよね。

人間生きながら、苦しんだり迷ったりしながらも歩み続けますが、
それでも必死に生きてると、段々と、少しずつ何かの答えが出て来て、
何かが平気になったり乗り越えたりして、
共に生きてくれる人たちも増えて行って。

そういうのが人生の歩みだと私は感じていて。


だから何か、思いがけない不幸、或いはもっと酷い誰かの悪意で突然人生を潰されたり歪められたりした時の無念とかを、とても意識するようになって、


この言葉は自然と私の内から滲み出て来たものです。


それが人生だ、という肯定よりも

「少しずつ答えは出ていたのに」

という、必死に生きて来た人生を他人に破壊された人、そういう人を見た時の、可哀想という言葉すら使いたくないんですけどね。そんな軽い言葉を。

でもそういう、無念さが滲み出ていて、

そういう意味で心に突き刺さるセリフかなと思って大事にしています……。


という意味で、③!!!

________________




陸遜

 少しずつ答えは、出ていた。
 共に生きてくれる人達も一人ずつ、増えてくれた。

__________________

です。

私にとって強い思い入れのあるセリフだし、

なんか上記に書いたようなことを何も知らなくとも、
なんだか奥底から紡ぎ出された、実感というか質量ある言葉だな、というニュアンスが伝わったらいいなと思っています✨

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