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何かを感じる

セリフで思い出したんだけど
【剣客商売】で小兵衛さんや大治郎さんが剣客として、

「あいつは大したことがなかろう」
とか
「あの男だけはただものではありません」
などと剣を交わすまえから、そんなことを言ってるシーンがあります。


勿論小説なので多少美化や誇張はあると思いますが。


でも現実世界でもないことは無いと思うのです。
実際仕事とかで会う人の中でもただ者ではないとまではいかずとも

「優れた人だなきっと」

と言葉を交わす前から、遠くに見遣るだけで分かる人がいます。




ああいう時、一体何を見て感じ取っているのか。




アスリートとかでもいますねそういう人。

雰囲気や、
佇まい、
あと視線とかもですよね。どこを見てるかとか。
やっぱ自分が定まってない人って視線も泳ぎます。
子供とかって色んなとこ訳もなく見るじゃないですか。あれです。
ああいうの見ると幼いなと思うのと一緒で、

やはり優れた人や賢い人の視線とかって、何か意図をあって周囲を見ていたりすると思うのです。

国会中継で居眠りしてる議員とかいますけど、寝る前のあいつら全然表情や視線に覇気がありません。
いかにもその場の会話に興味が無いんだなあとか、意欲が無いんだなということが分かり、ほっとくと案の定寝たりしてることあります。



何か視線とかは、ただ者じゃねえなこの人と思わせる知性が宿る人とかいますね。



単に服装がちゃんとしてるとかそういうことじゃないと思うんですよね。
服装がちゃんとしていなくとも、刀だけは非常に身に馴染んで見えるとか。
勿論服装も全てちゃんとしているけど、その感じが非常に板についていて、他人に世話されてそうなってないことが分かるとか。


そういうのを総合して「あいつはなかなかの腕だ」とか判断してるのだと思うけど。


面白いです。

ああいう時に剣客が感じ取ってるものがなんなのか。

捜査官なんかも犯人とか「何かを感じる」みたいなのあったりして。




ああいう目に見えないものを、人間がどこから察知するのか。



そういうのはすごく興味ありますね。
興味があるから、作中でもそういうの書きますし、拘って書いたりします。





面白いですよね。

武士に見えるとか。
サムライに見えるとか。
確かに現代でもあります。
医者に見える。
先生に見える。
音楽家に見える。
警察に見える。


なにか、あるんでしょうね。


そう思う理由の何かが。


人間も見えない何かを感じ取ってはいるのかもなあって思います。


陸遜って「武将に見える」のか「武将に見えない」人だったのか。
どっちなのかなあって思ったりします。
私の中のイメージでは、帯剣してないと「武将に見えへん」人かなって思ってます。
いかにも良家の方って感じで。どっちかというと文官っぽい、穏やかな雰囲気で、剣を使う人っぽくないのかなと。

ただ陸遜は経歴が物語りますが、

この人、生粋の武官だと私は思っています。

やはり装備を整えたら無茶苦茶雰囲気出る人だったのではないかなと。

陸遜がそういう人だといいなぁとイメージしてるので、





【花天月地】第91話【願うということ】でそういうのを書いています。

投獄された徐庶を助ける為、腕に重傷を受けてしばらく療養中だった陸遜が、全ての装備を整えて司馬懿の助力を乞うために、現われるシーン。

司馬懿は陸遜の戦姿なんか見慣れてる人なのですが、
少しの間見ないだけでも、
陸遜がビシッとフル装備で現われると、
そんな司馬懿でもワクワクするというか、何をするつもりかなと期待させるような何か雰囲気を持っていた人だというのをなんとなく書いておきました。


陸遜は普段着も素敵そうですが、やっぱり武官として装備を整えると、一層似合う人だと思いますね~~~✨


現代で言うと無茶苦茶軍服似合う人だったんじゃないかな~~~~~陸遜🥰

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