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国立科学博物館


 暦の上では三連休ですね。
 今日はたっぷり寝坊してから上野の国立科学博物館へと行ってきました。

 好きなんです。あそこ。
 重厚なレンガ作りの建築、とても素敵ですよね。

 一歩中に入ればフーコーの振り子に、白亜のアーチとステンドグラス。何様式って言うんでしたっけ。

 展示はもちろん、大人でも楽しめる程の十分なボリュームがあります。

 私のお気に入りは地球館の1階。
 可愛らしいデフォルメされたキャラクター達が人類の歴史を無言語で紡ぎ、頭上には悠然と大型の水生生物達が泳いでいます。
 
 立ち並ぶクリアケースには数多の動物、植物が視界を覆いつくすように並んでいて飽きることがありません。

 一番、私の心を掴んで止まないのは霊長目の「ヒト」です。

 仲良く談笑しながら歩く学生服を着たカップル。
 乳幼児を背負いながらベビーカーを押す母親。
 速足で通り過ぎるメガネをかけて男性の一人客。

 客層を見ているだけで飽きることがありません。
 国立科学博物館の中は、他の施設よりも更に多様なヒトがいるように思います。

 すれ違った、だらしのないチェックのシャツを着た小太りの男性と金髪にメイクをばっちり決めたギャルの二人組。

 しっかりと手を繋いだ双子のように同じ目鼻立ちをした男女。
 
 類や門では分類できない人間ドラマが潜んでいるような気がして、周りの人々から目を離すことができません。

 私だって、「令ちゃんこの後どんな酷いストーリーになるかなあ」なんて考えながら息子の手を引いているものですから、人の本心は分かったものではありません。


 というわけで、本日も20時15分。泡で溺れる2人の話。
 やっと初めて普通の? な濡れ場が出てきます。
 
 たくさんの人に読んで頂いて本当に嬉しいです。
 短編連作ながらも「起承転結」きっちり落とし込んで完結の目途が立ってきましたので、どうぞ楽しんで頂ければと思います。

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