https://kakuyomu.jp/works/1177354054902247720/episodes/1177354054922657924新キャラの〝ジャヤちゃん〟登場です。
本文中で推測しているように、彼女はオークたちから〝美少女〟と思われています。
ただ、本人は「美しいだなんてとんでもない!」と言っています(人間でもありがちですね)。
彼女の体重は八十㎏くらいなんですが、曰く「もっと太りたい!」――せめて百㎏は欲しいのだそうです。
オークの世界では、太っていることが美人の条件なんですね。
妻が太るくらい多くの食糧を獲ってくる夫を、数多く持つ=それだけ魅力ある美人、という考え方のようです。
オークは多産で繁殖力が強いのは事実ですが、肝心の女性が少ないのと、死亡率の高さ、寿命の短さ(四十歳まで生きるのはまれ)から、それほど人口は増えません。
密林オークはダウワース王になってから、そこそこ人口が増えていますので、彼は有能な王だと思います。
さて、オークの住居ですが、掘立式の竪穴住居です。礎石を置かずに柱を地中に埋めて立てるのと、地面を掘り下げて床と壁を作るのが特徴です。
こう書くと「ああ、日本で言えば縄文時代レベルなんだな」と思う方がいるかもしれませんが、平安時代でも庶民の家屋はこれが普通です。掘立式に限れば江戸時代でも当たり前に存在していました。
私の住む地方都市には藩政時代の城跡(明治期に廃城)があります。江戸時代初期、それも二十万石クラスの大名の居城ですが、発掘してみると掘立式の柱跡が見つかったそうです。
さすがに天守閣ではなく、館ですけど十年もしないうちに建て替えが必要になる方式を選んだのは、建設を急いだためではないかと言われています。
オークが金属製の武器を使わないことは、これまで何度も出てきました。彼らは製鉄技術を持っていません。
じゃあ、どうやって木を伐っているかと言えば、石斧です。
オークは怪力ですからどうにかなるのでしょうが、結構大変そうですね。