いつも読んでいただき、ありがとうございます。今回は、第16話と第17話で朔が必ず手をかけている「縁」について、少し補足します。
ロープは引っ張る力には強くても、鋭い角に当たったまま擦れると、思った以上に早く傷みます。荷重がかかるたびに、同じ場所が削られていくからです。作中では、鋭い角には必ず当て物をするか、二脚を立ててロープを縁から離す、と決めています。
二脚は、足場パイプ二本をはさみ縛りでまとめ、開き止めを掛けて立てたものです。第17話では、乗り場の鋼板の角から拳二つぶんの高さに、ロープを浮かせていました。脚の下にも当て物を噛ませています。
派手な場面ではありませんが、朔はまず支点を叩き、次に縁を見ます。この順番にも意味がありますので、気に留めながら読んでいただけたら嬉しいです。
『戦えない荷揚げ屋は配信に映るな』はこちらから読めます。
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