Venus
https://kakuyomu.jp/works/16818622172946791115人の魂も半導体で作れる時代。金星で女のために命を懸ける男の物語
生物の元となる四つの塩基は二つの数字にすぎないと解明され、人間が「情報局」で作られるようになってから四百年。
主人公キセスは、太陽系保安局員金星支部、刑事課で働いている。
金星はアシッド・ドラゴンという組織が暴れまわり、保安局もそれを黙認している無法地帯。キセスは二年前、恋人のダリアを組織による一般星人も巻き揉む銃撃戦で失っていた。
ある日キセスは、そんなダリアに瓜二つの女と出会ってしまう。
さらにその女はアシッド・ドラゴンの幹部の女であった。
出会ってはいけなかった二人を、ドラゴンの業火と酸性雨が包む。
2025年春に公開したPlutoのスピンオフ作品となっています。
Pluto
https://kakuyomu.jp/works/16818622170252666177Plutoよりも少し昔の話で、Plutoに登場したホノカがアシッド・ドラゴンの地下から救出される前にあった出来事を書いています。
Plutoのキャラクターは一切登場しません。Plutoに書かれた、情報局だの、頸椎のプラグだのの説明は、一から全てVenusにも書かれています。
なのでPlutoを読んでない方は、ぜひ一つのSF作品として楽しんでいただきたいです。もしこの世界観を好きになっていただけたら、Plutoで十万字楽しめるよーといった気持ちです。
そしてPlutoを読んでくださった方!!全員読んで欲しい!!Plutoで語りきれなかった、情報局が生み出す歪の一つを盛り込んでいます。
Plutoは太陽系の端で、親子愛と仲間愛を描き、太陽の光が届かない場所で抱き合って生きていく物語とするなら、
Venusは太陽系の中心で、男女の愛を描き、太陽の光に焼かれながらすれ違って死んでいく物語です。
各話のタイトルになっているアヴェ・マリス・ステラは実在する讃美歌で、YouTubeで検索するとたくさん合唱動画が出てきます。読み終わった後に流すのも乙なものかもしれません。
それにしても宇宙とハードボイルドって良いですよね。
先日夜十時半からTRIGUN STAMPEDEを観はじめて、しんどい、でも面白い、良い作品だ、しんどい、を繰り返して止めどころを失い、午前三時半まで起きて一期全話観てしまいました。