2025年も本当にありがとうございました。
十六歳の年、だいたいのジャンプ主人公と同い年か先輩かになりました。
彼らがぼろぼろになりながら世界を救っている間、私はぼろぼろになりながら世界を恨んでました。
カクヨム甲子園で優秀賞をとりました。
カクヨムU-24杯で最終候補になりました。
すごくすごく嬉しくって、書いて良かったと思えました。
それでも私の周りはあまり変わりませんでした。
絶望の朝はまた来ます。残酷な光は東の窓から刺します。
私が悩んでいることは、いつだってどうしようもなくて、ちっぽけなことです。そんな石ころで躓くなと言われます。
おばあちゃんの認知症が悪化して、まるで肉体より先に思い出を天国に送っているみたいだと思う。
何も分かんない授業で、ペアワークを指示されて、馬鹿な子になりきれない愛想笑いが引き攣る。
私じゃない、友だちでもない人への悪口が聞こえて、イヤホンを耳にはめるスカし。
でもぜったい、全部誰かが躓いて、拾ってあげなくちゃいけないんです。
拾った言葉の石ころを磨き続けて、鋭利になった言葉の武器が、私を内側から刺しています。
だから、私は書きます。
今年も、来年も、絶望の朝が来るたびに。
私は、作家になります。
2026年もよろしくお願いします。