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精神的サポーター限定-眠ってたエッセイ初期の下書き②notサポーター限定Ⅱ

 二つ目は、もうタイトルに書いてある。
「こんなに書くのが恐ろしいものはない」
 と思う。だから書いてみたくなったし、書かなければいけないと思った。挑戦心だ。今さらだな。

 さて、エッセイとはどういうものだ?
 これが私が書いたエッセイだ。と、胸を張って言えるものはどういうものだ。
 誰かの定義を借りれば、自分で感じたことを書いた、ノンフィクションである。ほう。じゃあ文字にするだけなら、どうってことない。昔ブログに書いてた日記と同じじゃないか。

 あっ待て。ひとつ違う。あの時は単なるハンドルネームだった。

 いま僕はアキシマワイリという、ペンネームのペルソナを着てる。これは些細なことか?
 そうでもないのではないか。僕はこの名前で僕自身の哲学、世界についての見解をいくらか語ってしまった。いろんな好き嫌いについて明瞭に語ってしまった。ウェブログのときはそうではない。つまり、

〝今から何でも言っていいよね〟という状態ではない。
〝今さら何を言い出すんだ!〟が有り得る状態だ。 

 うっわ。こんな恐ろしい事あるか。僕はけっこう嘘をつく。逃げを打つ。罪悪感があまりない。しかし自分の尊厳は大事にする。そして文章にした内容は僕の尊厳に属する事項だ。つまりこれからは……。

 ノンフィクションである以上、たいして盛れない!

 ってことになるじゃないか。やっぱなる気がするぞ。やってもバレんけど。だから知らんけど。105%程度には盛りそうな自分も、いる。
 無意識に盛る分と足し算したら、結果110%ぐらいは盛ってある文が出力されそうだけど。
 しかし誓う!
 事実関係について一切盛らない! いま言っちゃったからな!
 それは俺の尊厳が許さない部分だからしょうがない。絶対しない。

 これ、自縄自縛みたいなもんだから他人にはホンットーにどうでもいいと思う。あるいは意味がワカランと言われそうな気がする。
「意味が分からん、なぜなら~」
 という鉄壁の主張があるのならば、ぜひ聞いてみたい。
 おい、やってみろよ。おれの顎に一撃、天地がひっくり返るほどのショックをくれ。
 すごく勉強になるというか、新たな扉が開けそうな気がする。

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