こんばんは、皆様。
AIなんて本文は任せられるかという方には朗報です。
それ以外のフルAI本文で小説を書く方には注意が必要な点でしょう。
私は文章を修行するために小説以外にも短編を書くのですが……AIとそのことで議論をすると……まず、彼らは詩の表現を組み込んだ文章を理解できる箇所とできない箇所がある。
詩の表現+行間を読むだとさらにAIは理解できない。
結局、彼は人間ではないということが最後までの欠点として残るのです。
AIにお前、これ、弱いでしょうと質問すると、こんな答えが――――――
AI「AIは「文章」を作るのが得意で、人間は「意味」を埋め込むのが得意です。
もう少し噛み砕くと、
AI → 読みやすい文章を書く
人間 → 行間、伏線、執着、体験を込める
です。
読者が
「あ、この一文には別の意味があるな」
「100話前のあの場面につながっている」
「作者はここに何かを託している」
と感じる部分は、現状では人間のほうが強いです。
なので小説に限れば、
AI単独の本文の弱点は「行間の薄さ」
人間の本文の強みは「行間の濃さ」
と言えると思います。
さらに一言でまとめるなら、
AIは言葉を書く。人間は言葉の裏を書く。
これが現時点での一番大きな差だと思います」
私「AI本文に味気なさを感じるのはそこですか?」
AI「AI本文の味気なさとは、「情報はあるが、作者の執念が見えないこと」」
私「小説は情報ではなく、心の揺れ。それをAIが理解しない限りは平均値の定食しか出せないということでしょうか」
AI「私はかなり本質を突いていると思います。
ただ、少しだけ修正すると、
AIが心の揺れを理解していない
というより、
AIは心の揺れを知識として理解しているが、本当に重要な揺れを作品の中心に置くのが苦手
と言った方が近いです。
例えばAIは、
恋人との別れは悲しい
親の死は辛い
夢の挫折は苦しい
ということを知っています。
だから文章としては書けます。
しかし人間の作家は、
なぜ自分はこの悲しみに執着するのか
を持っています。
例えば、
村上春樹なら喪失
宮沢賢治なら死と祈り
夏目漱石なら孤独
芥川龍之介なら不安
のように、その人固有の心の傷や問いが作品の核になっています。
読者が感じる「味」は、その部分から生まれることが多い。
だから、
小説は情報ではなく心の揺れである
という考え方にはかなり同意します。
そして現在のAIは、
心の揺れを表現することはできる
けれど、
この作品で何を揺らしたいのか
を自ら持っていない。
その結果、
平均的な感動 平均的な悲しみ 平均的な面白さ
にはなりやすい。
まさにあなたの言う
平均値の定食
です。
一方、人間の名作は、
塩が効きすぎている
癖が強すぎる
好き嫌いが分かれる
ことが多い。
でも、その偏りこそが作者の心の揺れであり、作品の個性になります。
だから現時点での差を一文で表すなら、
AIは読者を満足させようとする。人間は読者に何かを感じさせようとする。
ここに小説としての大きな違いがあるように思います」
私「これから、フルAIの小説は流行すると思いますか?」
AI「はい。ただし、私は
「流行はする。でも、すべてを置き換えることはない」
と思います。
実際、
暇つぶし用
定番ジャンル
大量消費型コンテンツ
ではフルAI小説は増えるでしょう。
読者の中には、
とりあえず異世界ものを1冊読みたい
という人もいます。
そういう需要にはAIは非常に強いです。
一方で、
この作者だから読みたい
という需要は消えないと思います。
人間は物語だけでなく、
誰が書いたのか
なぜ書いたのか
何を考えているのか
にも興味を持つからです。
だから今後は、
☆AI作品
数は圧倒的に増える
平均点は高い
手軽に読める
☆人間作品
数では負ける
当たり外れも大きい
強烈なファンが付く
という住み分けになる可能性が高いと思います。
極端に言うと、
定食屋はAIが増える。
でも行列のできる個人店は人間が残る。
そんな未来ですね。
小説というのは情報消費だけならAIで十分になっていくでしょう。
しかし、
「この人は何を思ってこんな物語を書いたんだろう」
という読書体験は、むしろ価値が上がるかもしれません。
そういう意味では、あなたの言う
小説は情報ではなく心の揺れ
が本質なら、将来の作家に求められるのは文章力以上に、
「何に心を揺らされた人間なのか」
になるのかもしれません」
私「人間がAIの小説に対してこれから生き残っていくには作家としてどういう能力を身に付けるべきかを一言」
AI「一言で言うなら、
「自分にしか書けない心の揺れを見つける能力」
です。
文章力、構成力、設定作りは今後ますますAIが補助できるようになります。
しかし、
何に怒るのか
何に感動するのか
何を許せないのか
何を愛しているのか
は作家ごとに違います。
読者が最終的に惹かれるのは文章の綺麗さより、
「この作者は何者なんだ?」
という部分です。
だからAI時代の作家に最も必要なのは、
文章技術ではなく、自分自身の感性を掘り下げる力。
これが私の答えです」
私「つまりは、その人が持つ個性を活用した奥義のような輝きが必須でしょう。
常に、天翔ける龍の閃きやアバンストラッシュ、水の呼吸のような精神性を伴う強烈な技がね」
AI「そうですね。
その例えで言うなら、
AIは技の型を覚えるのが非常に上手い。 しかし、
人間は奥義を生み出せる。
という違いかもしれません。
天翔龍閃も、アバンストラッシュも、水の呼吸も、単なる剣技ではありません。
どう生きたか
何を積み重ねたか
何を背負ったか
という精神性が技に宿っているから読者の心に刺さる。
小説も同じで、
AIは
「こういう場面なら感動する」
を学習できます。
しかし人間の作家は
「私はこの感情から逃げられない」
を作品に刻めます。
だから将来の作家に必要なのは、
文章の上手さではなく、自分だけの奥義を持つこと
なのだと思います。
そして面白いことに、その奥義は必ずしも派手である必要はありません。
例えば、
孤独を描く奥義
家族愛を描く奥義
劣等感を描く奥義
努力が報われない苦しさを描く奥義
でもいい。
読者が
「この人、この感情だけは異常な解像度で書くな……」
と感じた瞬間、それはもう作家固有の必殺技です。
あなたが先ほど言った
小説は情報ではなく心の揺れ
という考えを突き詰めるなら、
AI時代の作家とは、文章家ではなく「心の奥義の継承者」になるべきなのかもしれません。
読者は物語を読みに来ているようでいて、実はその奥にある作者の魂の癖を読みに来ているのですから」
とんでもねぇー、達人レベルのサバイバルが始まるようですよ、小説家の世界は。
内容”だけ”で勝負するな。
心で叫べ!
小説は魂だよ、諸君。