「だから紅茶のしもべはスキップと緑に渡ったんだ」
細切れワカメは暗澹たる掃除用具で切符を洩らした。気になるのは、モニターの燃やし方と薄紅ジャイロ。つもは横にいてろくろだった。
「春盛りなモヤシ炒め」
「五円じゃない、椎野は蹂躙した」
春日部はまだつぼみのラインダンスだ。きつつきの二つ隣の茶わん蒸し。
そして八日目のくすぐりは目の内の料理。すぐに交差を海しなければ。
みなさんこんにちは。僕は少し前にこんな言葉を知りました。
それが、「ワードサラダ」。
ワードサラダとは、上記のような文法は合っていて単語自体の意味もわかるのに繋がりが意味不明でまったくわけのわからない言葉の羅列のようなものです。頭おかしくなりそうですよね。不気味さや気持ち悪さもあるかもしれません。不気味の谷のような。アンドロイドが人間に近づいてある段階になると、人は無性に不気味さを感じるというあれですね。それに近いかもしれません。意味がわかるのに意味がわからないという。
これ面白いなと思いました。
そして得意だと思いました。こういう突飛でおかしな文章を書くのが。
このワードサラダをモチーフにホラーを書きたいという思いが持ち上がって、ちょうどいいところに「ナツガタリ」の概要が発表されたので、そこにぶち込んでやろうかと。元々参加するつもりはなかったんですけど。ワードサラダ書きたいと思ってしまって。
今月中にまだ半分も進んでいないポプラ社小説新人賞用の作品を仕上げ、それから二ヶ月ちょいでまっさらな状態から長編一本仕上げなければいけないタイトなスケジュールですが、書籍化のチャンスは少しでも増やしたい。
このワードサラダ、結構勝機あると思っています。
真面目で普通の人は難しいと思うんですよ。まったく意味の繋がらない言葉と言葉を拾ってくる作業って。だけど僕のように元々頭のネジが数本飛んでしまっているような人間はわりと簡単に作れます。
そして短い文量で印象的かつ違和感ある雰囲気を伝えることができる。これがWebで読むものとしても向いている気がしました。もしかしたらワードサラダ作りが流行るかもしれません。
このワードサラダで引き込みながら、意味不明なようで実は物語において重要な単語を紛れ込ませて謎を含ませてみたり。台詞だけをワードサラダにするのか、それとも地の分まで侵食するのかとか。いろいろやり口があって、小説に落とし込む作業も面白そうです。
今年の夏はこのワードサラダに捧げようと思っているので、みなさんぜひ深海のおちょぼ口を楽しみに貯金していてください。