持野キナ子

私は夫が大好きだ。ひょんなきっかけであなたをおせんべいにして食べてしまおうと思った。 だから私はあなたに圧をかける……。 【カクヨムコン11短編】エントリー作品。 ＊この作品…

一人暮らしを始めたばかりの私は、 古いアンティークショップで、 美しい日本人形に出会った。 ――その瞳から、目が離せなかった。 そして今、私は助けを求めている。

安アパートで暮らすぼくのもとへ、空から友だちが舞い降りた。

いつも通る写真館の窓辺に座っている女性。そのうつろな表情を見て、貴史はみお姉ちゃんを思い出す。

『こういうの欲しい！』って時に限って無かったりするじゃないですか？ 私は作っちゃう派なんで。

三十三年間、ランキング不動の一位を守り続けた伝説魔法少女 《レボリューション☆ララミィ》。 今、彼女を襲っているのは──宿敵モンスターでも陰謀でもなく【四十肩】！ 肩が上がらず、…

　朝起きて「あぁやっぱりか」と、覚悟はしていたものの深い絶望を感じたのは、吐き気と頭痛が治っていなかったためである。 　年の瀬。自然と増える酒の席。平日休日関係なく繰り広げられ…

入浴剤でニューヨークに行く現象が起こった日本で、主人公の田畑ちゃんがトンチキ縁結びを経験する恋愛小説

「ぐちゃぐちゃさん」と呼ばれた、心優しいおじいちゃんがいた。

古賀コンコン

高校受験を控えた正月。 年号が平成に変わるというニュースを聞きながら、父さんの作った夕飯をふたりで食べていたところ、父さんが「ちょっと、いいか」と口にした。 文字数：8000字…

中学時代、不良に暴力を振るわれカツアゲされていた主人公。誰にも言えなくて悩んでいたところ、ばあちゃんに知られてしまった。 親戚の子どもに本当に起きたほぼ脚色無しの実話です。ばあ…

　これは、１０年くらい前、わたくしが、とある国選弁護をした時のお話です。被告人の罪状は「詐欺」。どうも食い逃げしたらしいのですが、執行猶予期間中の犯行でした。「じゃ、オレが上手く…

町の中華屋さんへの思いです。 何年か前に書いた、ぼんやりとした文章を整理して書き直しました。

初めて子犬を飼うことになった男の子の話。 現実と人との醜さを描（えが）いた物語です。 ※小説家になろう連載

－短編（読了時間 約５分）－　 仕掛ける方も、受ける側も、気をつけなければいけません……！ 普通の結果では終わらないショートショート。 あなたは、狙われていませんか？ 　お…

　幼稚園の頃はよく、ドラゴンボールごっこをしていた。 　かめはめ波とかビックバンアタックとか魔貫光殺法とか、見様見真似で打っていた。赤のクレヨンで口元から垂れる血を塗ったりしなが…

水槽から出られない金魚の話です。

物騒シリーズ。

　最近のweb小説を見た感想です。

目の前で、田中さんの可愛い顔が潰れたので、私は明日も生きていける気がします。

これからのことを考えてみました。

カクヨムコン11に向けての鎮魂歌《レクイエム》

また、特殊な夢を見ました。

★黒歴史放出祭最終選考進出作品★ https://kakuyomu.jp/contests/8th_anniv_kurorekishi（旧ペンネーム名義） 市川沙央先生からコメ…

幼馴染のお小夜が、首を吊った。

大晦日の夜、小学生時代の幼馴染み三人で宅飲みから始まる怖い話。

小学五年生のぼくは、夏休み市立図書館に行った。そこで．．．

世間は、私のような人を家出少女と呼ぶらしい。SNSの通知は鳴り止まない。スカートから伸びる脚を、私は誰に見せているのだろう。 ※この物語は、援助交際等の行為を助長・推奨するもの…

クラスメイトの相葉沙奈（あいば　さな）は、どうやらヤ●マンらしい。 噂によると、五十音順にクラスの男子全員と付き合っては別れてを繰り返しているらしい。 そしてとうとう、出席番号が…

子どものころ、近所にお化け屋敷はありませんでしたか？ そんなノスタルジックな思い出をテーマにした掌編です。 ※KAC2023参加作です。お題は「ぐちゃぐちゃ」。

どこまでいっても伽藍堂な私。これは、どうか私を見つけてくださいと言う祈りの物語です。

──早く死んでしまえばいいのに。 何故あなたみたいな人間が生きているのですか。 生きている意味も、味方も、大人も、何もかも判らなくなってしまったのです。 誰か一人でもいいから。 …

青く晴れ渡る空を眺めながら自殺を決意した男の短編。

主人公は寂れた集落でドラッグの売人をしている。 いつも川の向こうの煌びやかな首都に憧れていた。 同じ意志を持ったアレックスと村を抜ける方法を画策するが……

私は人生に失敗した。大学も就職も適当。 ただ楽な方に流れていった。 だから私は今、ビルの屋上に居る。

既婚の子持ちだなんて聞いてないぞ！ 俺たち愛し合ってたじゃないか……。 俺とは遊びだったのか？俺を騙したのか？なぁ、どうなんだよ！

大好きな祖母が亡くなった。 遺品整理の為に訪れた祖母の家。私は祖母の寝室で木箱を発見した。

雪山で遭難した男を探す捜索隊。大雪や猛吹雪の為、捜索は困難を極める……。

年末、帰省した俺に母は夏江が自殺したことを告げる。遠い昔、夏江と交流があった日々を思い出す。

いじめが原因で友達を失った。 何もできなかった俺の前で、いじめてたやつが泣いてた。 その涙が、どうしても許せなかった。 これは、あの葬式の日からずっと胸に残ってる話。

もはや息も絶え絶えとなり、半死半生で帰宅するのが日課となっていた。 夜の遅い時間、もうやめよう、いやあと一杯だけと、そんな調子で毎日深酒に沈んでいく。

かつて、児童作家のはやみねかおるさんは創作が上手くなりたいなら何かを毎日書けといいました。それにあやかって、思いつくままに色々何かを書きます。戯言集的なサムシングです。 連続性…

「おい拓也、セックスしようぜ！」末期癌のヒロにそんな誘い方をされて、俺はウンザリ顔であしらうしかなかった。できるわけないだろ！　病室で、死にかけのお前に！　だがお前の死に向き合う…