飛蚊症。
目にゴミのようなものが浮くようになる病気で、だいたい歳をとると起こるものだが、最近そのゴミの活用法が出てきた。
そのきっかけは、ゴミの動きが視線と連動していることを発見したことである。
ゴミを追いかける遊びをよくやっていたが、あれは追いかける(視線をずらす)から逃げるのであって、じっとしてればそのまま留まるのだ。
この性質を利用して、本を読む際などに飛蚊症のゴミが中央に来るように目線の位置を調整し、そのゴミが本の文字の隣に来るように本の位置を調整してみる。
すると、自分が今どこを読んでいるのかが分かるようになるのだ。
自動追従するポインタのようなものだ。視線を下にやるとついてくる。次の行に移ると、ゴミもぴょいと左に移動する。
本の紙は一般的に白いので、ゴミの存在が分かりやすいのも追い風だったのだろう。
ときたまどっか行くのが欠点だ。