マシュー・サイド著のベストセラー「失敗の科学」を今さら読んでいる。
初版は2016年末だが、今もなお順調に版数を重ねている。
世界的に評価されている本だが、まあこれが面白い。
タイトルからしてビジネス本っぽさもあるが、そんなものは関係ない。
何が面白いかって「失敗」の話が並の小説以上に揺さぶってくる。
第一章の最初の話からして、もうすごい。医療(手術)における失敗が引き合いに出されるのだが、
家族のバックボーンから手術における心理状況まで描くものだから、一つの失敗に対する感情移入の度合いが全然違う。
ただのバッド・パターンの説明にとどまっていないのである。
これは売れるだろうな……と思った。
単純に読み物として面白いんだもの。