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たとえ、ありがちと言われようとも、『出会い』をなぞるのは心が踊ると思うのだ!

 出会いのシーンって、大切ですよね。

 主人公とヒロインが出逢う。凄く、大切。

 ヒロインとの出会いに限らず、「ライバルとの印象的な出会い」もありますよね。

 出会いそのものは「いつの間にか出会っていた」「クラスメートだった」だとしても、共通の思い出の場所があったりしますよね。
 いつも一緒の電車に乗っていたとか。教室にはあの人がいる、とか。


「出会いのシチュエーション」や「出会いの場所」をクライマックスでなぞる、って心が踊ると思いませんか?

 出逢った場所=告白の場所だったり、最後の対決の場所だったり。
 あの電車のホームで待っている……とか。


 ……好きなんです、そういうの。
 で。そういうエピソードなわけです↓(それがメインじゃないけど)

仕組まれた運命のボーイミーツガール――権謀のSFアクション・ファンタジー
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

  第八章 交響曲の旋律と

  7.引鉄を託す黙約-2

 を、明日、土曜日、朝 7:01 に更新します。
 よろしくお願いします。

※第一部完結(2019年1月26日)まで、毎週土曜日 朝 7:01 に、定期更新です。
 近況ノートは、朝寝坊してもいいように(すみません)、前日に上げておきます。


※カクヨムコン4に参加中です!

長編(SF・現代ファンタジー部門)
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

短編(キャラクター文芸部門)
『ドロップス・レイン』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883503422
 
『マグカップリン』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881207177


 参加表明ノートはこちらです。
 https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054887680654



 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます。
 本編のあとにお読みください)











 制作ノート
「ハオリュウの真意3」

 今回のエピソードは、シュアンとの会話を通して、ハオリュウの真意をすべて明かすエピソードでした。
 今までずっと、「ハオリュウの真意」が、分かりにくくてすみませんでした。

 ハオリュウが、偽者の父(厳月当主の〈影〉)にやらせたかったことは、

「『藤咲コウレン』として、メイシアとルイフォンの仲を認めること」

 でした。

 ふたりの仲を『藤咲家当主として』認めるだけなら、〈影〉はさっさと殺してしまって、ハオリュウが当主になって認めるのでよかったのです。

 けれど、『父親のコウレンが、娘のメイシアとルイフォンを祝福する』ことは、ハオリュウにはできません。だから、〈影〉に本物のフリをさせたのでした。

 勿論、それは嘘の祝福です。けれど、本物の父なら必ず祝福したはずだから、と、ハオリュウは思ったのです。

 ……が。
 筆力不足でした!
「〈影〉は問答無用で殺して、ハオリュウが当主になってふたりを認めれば、めでたしめでたしじゃないか。何故、ハオリュウはそうしないんだ?」と思われたのではないでしょうか。
 分かりにくくて、すみませんでした!


 そして、このエピソードを通して、シュアンがハオリュウの味方(?)になります。

 ハオリュウとシュアンが初めて顔を合わせたのは、「第四章 4.窓辺に吹く風-2」です。
 本文中で、シュアンが回想しているのは、このシーンです。

(第四章 4.窓辺に吹く風)
 ハオリュウは、鷹刀の屋敷に異母姉メイシアがいると聞いて、身代金を持って乗り込んできました。そして、エルファンと、門を見張っていた偽の警察隊員たちと共に、屋敷内に入ります。
 エルファンは、ハオリュウと偽隊員を応接室に残し、隣の応接室で話をしていたミンウェイとシュアンのところに行きます。エルファンは、シュアンに圧倒的な力の差を見せつけ、事態を収集させるために協力させます。

 そして、エルファンは隣の応接室に戻り、正規の警察隊員であるシュアンに、偽の警察隊員を射殺させます。そのとき、その惨状を子供のハオリュウに見せてはならないと、ミンウェイがバルコニーからハオリュウを外に引っ張り出します。(このときの影響で、ハオリュウがミンウェイにドキドキするシーンが多い)

 けれど、ハオリュウは、自分のために起きた惨状は、この目で見るべきだ、と部屋の中に戻ってきます。

 そのときのことを、今回のエピソードでシュアンは思い出しているのでした。


 ……こんな昔のシーン、誰も覚えていないですよね……。
 このエピソードは、ミンウェイとハオリュウの初顔合わせシーンでもあったので、そちらの印象のほうが強いと思います。
 伏線? 伏線なんかじゃないです。成り行きです。結果です。……「運命」ということにしておきます。


 シュアンは、「第七章 2.眠らない夜の絡繰り人形-4」でも、「ミンウェイとの初顔合わせのときの話(第四章 1.舞い降りし華の攻防-1)」をしているので、記憶力が良いのだと思います。(と、いうことにしてしまおう。ワンパターンと言われる前に)


「初め」のときのことを、あとのエピソードで繰り返したり思い出したりする、というのは、ひとつのパターンのような気がします。
 その最たるものが、ルイフォンとの出逢いのときと同じだ、とメイシアが言った、ふたつ前のエピソードだと思います。

 ……私は、こういうのが好きなのです。
 初めと同じということは、ブレてない、それがその人の本質、ということだと思います。(決して、ワンパターンではない! ……か?)

 予告。
「初めを振り返る」パターン。今後も出てきます。

3件のコメント

  • おはようございます~(*´▽`*)

    出逢いの時に限らず、過去のシーンにちらりとふれるのは、長く連載している時の醍醐味ですよねっ!(≧▽≦)
    私もついつい楽しくてやってしまいます(*´▽`*)
    ……読者様にどこまで通じているかはともかくとして(><)
  • 綾束さん
     コメントありがとうございます。

     あ、確かに、出逢いじゃなくても、過去の振り返りっていいですね!
     作者としてだけでなく、読者として読んでいるときも「あああっ! あのシーン!」と萌えます。繋がったー、懐かしー、って思います。

     ……読者に通じているか……。ははは。(誰も覚えていないだろうと思って、本文中に思いっきり書いた上に、↑で解説しちゃった……)
  • 春さん
     コメントありがとうございます。

     ハオリュウは、もともとメイシアとルイフォンの仲を大賛成、というわけではなかったと思うんですよね。
    「姉様がそう望んでいるし、ルイフォンも悪い奴じゃないし……」と、思いつつ、「今すぐ、諸手をあげて……というのは……(チョットねー?)」と。
     ルイフォンが、きっちりコウレンに言ったとき、「ああ、もう! これ絶対、父様は感動の涙を流しながら、祝福するぞ。貴族と凶賊だっての、まったく分かってないんだから!」と内心で思っていたはずなのです。それが、コウレンが猛反対して「えっ!?」と。
     裏切られたような、ありえないものを見たような。そして、たぶん、信じたくないものを見た気持ちだったと思います。
     だから、嘘でもいいから「正しい」かたちにしたかった。メイシアのため、というのが大部分ですが、父のため、というところもあったのではないかと思います。
     自己満足のエゴイストなんですが……。

     シュアンとハオリュウの初邂逅シーン、覚えていてくださったんですか!?
     えええっ! 本当ですか!? 驚きました! 嬉しいです! ありがとうございます!
     てっきり、ミンウェイとの出逢いの印象が強くて、シュアンのことなんか忘れられていると……。

     春さんのところだと、リールが実は初めのほうに出てきていた、というのを思い出します。あの事実には心が浮き立ちました。
     さすがに、あそこで出てきた人がリールだと見抜けませんでしたが、ほんのちょっとの出番だったので、許してください!

     王道、いいですよね!
     そのキャラらしいから、そうなるべくして、そうなったのだ!(というふうにしたい!)
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