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「にやける」の意味

【執筆中のつぶやき】

今回も、辞書を引いたときの話です。

【にやける】 漢字表記「若気る」
男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。


え、なに? そういう意味なの!?
「薄ら笑いを浮かべる」だと感じていたのですが……。

文化庁が発表した「国語に関する世論調査」によると――。

「なよなよしている」という意味だと思っている人 10.5%
「薄笑いをうかべている」という意味だと思っている人 81.9%

――だそうです。

ここまで少ないと、趣味の物書きとしては、たとえ正しい意味を覚えても、正しい意味のほうで使うわけにはいきません。
だって、読者に伝わらない!

誤用のほうも、「俗に、にやにやする」という意味としている辞書もありました。

しかし、もとは誤用なのだと知ってしまうと、こちらの意味で使うことも避けたほうがよさそう……。

結果として、私にとって、封じられた言葉になってしまったのでした。

うーん……。

※なお、【にやにや】の意味は
1.声を出さずに笑い顔をするさま。
2.(方言、北海道・青森等)(腹の)調子が悪いさま。
3.(方言、茨城)(煎餅などが)湿気るさま。

――だそうです。

薄ら笑いは「にやにや」で表現すればいいわけなんだけど、それもなんか違う、って時があるんだよなぁ……。



【更新予定】

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 明日、金曜日 20:20 に投稿します。


※第三部 第五章は、
 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)










「ハオリュウ。頑張って話を振るも、『代案』を言えず……」

このエピソードの流れ、かなり悩みました。
ハオリュウが、読者もカイウォルも知っている「過去の王の遺伝子は、すべて廃棄されている」ことを知らないふりをしてトークを続けるという……。

新しい情報が出てくるわけではないので、「物語を進める」という意味では無駄です(ごめんなさい)。

ハオリュウは『代案』を自然に出すために、無駄なトークをしたのです――が! その肝心な『代案』を言い出せないうちに、カイウォルが自分語りを始めてしまいました……。

『代案』の件、しばらく放置になります。すみません。
ハオリュウは『代案』を切り出したかったのに、話の主導権を取られてしまった、ということを覚えていてくださると嬉しいです……。


そして。
カイウォル、未婚だったのか!?
――ええ、私も思いました。そういえば、書いてなかったな、と……。

まだまだ、ハオリュウ VS カイウォルは続きますが、エピソードタイトルが変わります。
(単に、長くなったから)
次回から『虚々実々の嵐(全4エピソード)』です。

12件のコメント

  • 「にやける」はもう完全に誤用が定着してますよねぇー。
  • 梶野さん
    コメントありがとうございます。

    ですよねー。
    こうなると、もう使えませんよねぇ……。
  • 私、にやける、にはあんまりいいイメージなくて。でも定義は説明できません。
    にやにや、は使います。ネットの「282828www」とほぼ同じ意味で。

    今後も使わないようにします。

    誤用と知った以上使えませんよね。それが文章を書く人の責任かと。

    誰だよ「とんでもございません」なんてとんでもない日本語広めたやつは!(と、日頃から思っておりました。)
  • 路地猫さん
    コメントありがとうございます。

    〉誤用と知った以上使えませんよね。それが文章を書く人の責任かと。
    そう! 私もそう思うんです!
    やはり、文章を書く以上、間違った使い方をしたら駄目!! って、思います。

    「とんでもございません」――私、ちゃんと分かっているか不安になって、検索しました。
    これ、文化庁の「敬語の指針」に取り上げられているんですね。
    解説1と解説2があって、私には難しかった!

    今となっては定着していて、使っても問題ないと考えられる、ってなっている。
    ――けど!
    「とんでもない」全体で一つの形容詞なので,その「ない」の部分だけを「ございません」に変えようとする発想に問題がある、だそうで。

    ……決局、使わないのが無難……。
  • ええ!? 完全に誤用の方で認識していました……。なんとなく「にやにや」+「気」→「にや気る」みたいな感じかと、勝手に。漢字で書くと、「若気る」なんですね。勉強になりました!(*´-`) でも、おっしゃるとおり本来の意味で使っても読者に通じないので、使えない……。あ! ということは「にやけ顔」も本来は誤用なんですね。むむむ……知らないことがいっぱいです。
  • 星太さん
    コメントありがとうございます。

    はい、私も誤用の方で覚えていました!
    ええ、私も「にやにや+気」だと。
    でも、本当は「若気(にやけ)」で、鎌倉・室町時代に貴人の側に仕える少年のことであるらしい……(ちょっと自主規制)。

    「にやけ顔」、既に使っちゃった気がします。
    だって、全然、知らなかったんです。誤用だなんて……。
    せめて、これから気をつけよう……。
  • また来ちゃいました♡

    そうなんですよ、形容詞をふたつに分けちゃダメでしょっていう。
    みっともない、を、みっともございませんって言ったらおかしいですよね?

    その「おかしい」を感じない人が増えたあまり、文化庁まで「もう認めるよ」って言い出してしまった!

    しかし日本の歴史を見れば、当時は誤用であったりギャル語であったものが、一般的な言葉として定着してきたのです。
    私たちはその歴史を転換点にいるのであって、受容すべき部分もある……とは思うのです。

    でも、自分で誤りだと知ってる範囲では使いたくないです。

    なんて、人様のノートに書きに来てすみませんでしたm(__)m
  • こんにちは~(*´▽`*)

    「にやける」の意味、初めて知りました……っ!Σ( ゚Д゚)
    これはもう、誤用のほうが市民権を得てしまっていますね……(><)

    「とんでもない」のほうも少し前に知っていたんですけれど、逆にキャラクターによって、あえて誤用のほうで使わせるとか(つまりはそういう知識がない庶民)、ちゃんと教育されている人は「とんでもないことです」と応じるとか、そんな風に書いていることもあります……。
  • 路地猫さん
    いらっしゃいませ~。

    「みっともございません」! ないない! おかしいです!
    文化庁の「もう認めるよ」、それは勘弁! 頑張って踏みとどまってほしい!
    ひとつ認めちゃうと、あれも、これもと、他の言葉も誤用が認められるようになって、いつの間にか、どの意味で使われているのか分からない文章がたくさん出てきちゃう。
    誤用を正しいと覚えていたのは、ちゃんと改めて覚え直すから~!

    ――と、ここで訴えても仕方ないので、せめてマメに調べて、間違った使い方はしないようにしよう……。そのくらいしかできないから。

    すみません、なんて! いえいえ! 同志がいるのは嬉しいです!
  • 綾束さん
    こんにちはー!
    コメントありがとうございます。

    「にやける」、私も誤用のほうを正しいと思っていました。
    もう、絶対、今までに使っている! まずい、まずいです~!
    というわけで、せめて、これからは使わないようにしよう……。

    「とんでもない」のキャラでの使い分け! あああ、それは凄くキャラクターが出ていますね。
    なるほど。そうすれば、誤用を広めるわけではなく、逆に、「それ、ちょっと、おかしいからっ!」ってことを、スマートに世間に広められるんですね。これは、いいな!
  • 言葉は生き物。
    悩みますが、市民権を得てそうなら使うかもしれない~。
    「とても好きだ」という言葉も明治時代あたりは誤用だったらしいですよ。「とても」という言葉がもともと肯定的な言葉につくものではなかったらしい。

    にやけるは、本来の意味をそもそも知りませんでした。衝撃。
    とんでもございませんは、どうだろう? 気にしたこともありませんでした。(使っているかもしれない……)

    ちなみに、和風ファンタジーを書いていると、今使うと不適切だけど、昔は正しかったみたいなのもあって、「申し給う(現代語訳:申し上げなさる)」とか分かりやすいかもです。

    これ、申し上げるという謙譲語と、なさるという尊敬語が組み合わさった表現で、古語独特の言い回しといいますか。

    光源氏が帝に何かを言ったとして、帝に対して源氏はへりくだらないといけないので「申す」、次に作者が源氏をうやまって「給う」となるみたいです。(今の尊敬語の考え方と違うんですね~)
    平安ものを書く時は、雰囲気が出るので、たまに使います。(で、おかしくないか?と指摘を受けたりすることもある)

    言葉って本当に難しいです!
  • すなさとさん
    コメントありがとうございます。

    「とても好きだ」が誤用だったんですか!?
    衝撃を受けました。想像もしておりませんでした。
    でも、これを誤用と言われても、使う。使うしかない、使わなかったらなんと言い換えればいいのか、途方に暮れそう……。

    ああ、そうですよね。和風ファンタジーは、昔の言い回しをするべき世界なので、もし、その言葉が現在と違う使われ方をしていたら……! 悩みますよね。
    すなさとさんの平安もの、凄く雰囲気が出ていると思います。それは、こんな苦労を重ねられているからなんですね。
    たとえ、今の人が「ん?」と思っても、個人的には、雰囲気が出ている方が素敵な気がします。なんとなく。

    言葉って、難しいですね……。
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