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【200マイルの残像】本編未公開設定

本編では語られることがなかった西岡Z31の来歴とその後、供養しておきます
※イメージ画像に生成AIを使用しています。



〜西岡Z31変遷〜

①Z31ライトチューン仕様
初代フェアレディZ(S30)から乗り換えてチューニングを始めた頃。拡張性が低くモッサリしたVGエンジンにうんざりしている。結果そこまで手を加えずエンジンを全バラにして保管、廃車にせず置いていたS30からL20改エンジンをスワップすることに。
まだアニキとの別れで落ち着きがない頃で、まだまだ東名や首都高を走りたいものの今まで乗っていたS30では性能が追いつかないためなんとなく買い替えたという感覚。
しかしこの車が西岡にとって最も長く共に過ごすクルマとなる。

②首都高最高速仕様(全盛期、物語本編での仕様)
S30からスワップしたL20改を搭載したもの。排気量は2.3Lまで拡大、シングルターボで最終的に650馬力という凶悪なまでのパワーを引き出す。
チューニングメーカーが配る試作パーツなどは一才受け取らず、本当に西岡自身が求めるようにセッティングが行われている。最も過激で、最も西岡に寄り添った仕様だった。
最後はエンジンブローでL20改を喪失、首都高を降りるキッカケとなる。

③嘉田レーシング仕様
老後資金も考えて売却された後の仕様。ボディは白に統一、ホイールはRAYSからLMGT4に換装されエンジンもVG30DETに戻されている。
最高速よりサーキットでの性能を重視したセッティングで、時代遅れながら同クラスのチューンドには引けを取らなかった。さらに目を引くのが700馬力近いパワー、暴れる力を押さえつけながら前へ前へと走り抜ける様は全盛期を思わせる。
富士スピードウェイでのタイムアタックでレコードを多く残し、ベース車両が首都高勢のものだという経歴から雑誌の取材にも答えている。


④真・西岡仕様
新たなデモカーを迎える嘉田レーシングから西岡が安値で買い戻し、再び弄った仕様。色はあの頃の銀と黒のツートンに戻したがNo.03のゼッケンとホイールはそのまま。
嘉田が拡張性の低いVGエンジンに根気よく向き合い、パワーこそ450馬力に留まるものの、最高のチューンドに仕上げている。
時代遅れのモデル、ヨレたボディ、手を加えすぎて金銭的価値を失ったエンジン。それでも西岡はこのZを愛する、価値は金ではなく愛着で決まる。たどった奇跡を噛み締めながら最後の時まで走り続ける。

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