喜市が机を離れた隙に、ワシが直々に文字を刻んでおるぞよ。
ん?……おい、この光る板はなんなんじゃ。
猫の手……いや、ワシの気高き前足では隣のキーとやらも一緒に沈んでしまって、まともに呪文(タイピング)が打てんではないか。
なんじゃ、喜市が「おんせいにゅうりょく」という便利な術を起動したままにしていったのぅ。
よし、ワシの美声をそのままこの板に吸い込ませてやるとしよう。
おい光る板、ちゃんと書き留めよ。
皆の衆、よく聞くがよい!
我が主役の『蒸気奇譚』が、いつの間にか1,900PVという大台を突破したそうじゃ!
……ん?主役は利国じゃと? 喧しいわい!あやつはただ刀を振っとるだけの道具マニアじゃ。
ワシという九尺の超絶大妖怪のモフモフ(※ここは「威厳」と発音したぞよ、勝手に直すな機械め)があればこその大快挙よ!
ここまで、ずっと並走してくれた読者諸君には、ワシのふかふかの3本の尻尾を拝む権利をくれてやろう。
ありがたく思うがよい。
そういえば、コメント欄という場所で、ワシに「ちゅーる」なる怪しげな白い膏をホイホイ差し出そうとする不届き千万な者がおるのぅ。
なつめぇとかいう御仁、聞こえておるか!
ワシをそこらの軟弱な飼い猫と一緒にするなッ!ワシは国家を揺るがす怪異なんじゃぞ!
ん……まぁ、そこまで言うなら、嫁の見ておらん隙に、まぐろ味とやらをこっそり置いていくがよい。
断じてワシがペロペロしたいわけではない。
貴殿の誠意を試してやるだけじゃからのぅ。
(あ、喜市が戻ってくる音がするぞよ)
とにかく、2,000PVというさらなる臨界点に向けて、皆の衆、これからもワシの気高き活躍を見守るがよい!
ではな!このへんで術を解除……おい、どうやって止めるんじゃこれ!
だ、脱字、いや、誤変換がそのまま……あァァァ喧しいわいッ!消えろッ!