今回の更新を含め以降3話は、揺れの話。
ただの現象ではなく、肉体と呼吸と判断が削られていく種類のもの。
秒で区切られた時間の中で、
人が人でいられるかどうかが試される。
瓦礫が落ちる音。
息が合わなくなる瞬間。
誰かを抱えたまま、次の崩壊を読む感覚。
そういうものを書きました。
現実のどこかで似た記憶を持つ人間がいることも、知っています。
忘れてはいません。
だがこれは記録ではなく、再現でもない。
ここにあるのは、別の形をした「圧力」。
読むかどうかは任せます。
閉じるなら、今が一番いい。
進むなら――止まらない。