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【碧血の墓標 裏話】日野の再会と「兼定」の重み

 この日野のシーンは、「相馬主計の生存」という設定で、執筆当初から書きたかったシーンの一つでした。新聞で死んだと報じられた男が、かつての恩人の前に現れる。その時、彦五郎は何を思うのか……。

 相馬が口にした「握り飯の味」は、かつての日野の賑わいを象徴しています。佐藤彦五郎という人は、本当に私財を投げ打って新選組を支援し続けた慈愛の人でした。

 そして、ついに土方歳三の愛刀「和泉守兼定」が相馬の手に。
  伝説の刀を手に、襲い来る刺客をどう迎え撃つのか? 次回の戦闘シーンもご期待で下さい。

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