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【好奇心のお部屋】 ― 暴走編 ― 〜 拾って、探して、ときどき作って 〜


※タイトルにもございますように、今回は『暴走族』です。
“推し活楽し!!強火気味(?)な、いちファン”が走り回った記録になります。

🏍️ブォンブォン🏍️₃≡≡≡と、相当にうるさいのでご了承くださいませ。


先日、kouさんの『アンドロイドは下ネタの夢を見るか?』が連載1周年をお迎えされるということで、連載当初から追っかけているファンといたしましては、「お祝いしたい!」気持ちが湧き上がりました。
むくむくと、なんてかわいいものではなく、間欠泉の如く、どぱーんと。

基本“お祝い”企画が大好きなんです。

これまで【写真のお部屋】でお祝いしてきたことは、『お菓子の写真』とともに言葉を述べるという、結局わたしが「美味しい!😋」というものでした。
お祝いといえば、ただお菓子を食べて喜んでいる。今回はそのパターンではない感じでお祝いしたいな、と考えました。

20万字超えというお祝いも重なっているので、原稿用紙を500枚以上、積み上げてみようか、とか
ホールケーキのプレートに文字を書こうか…
あ、また食べる方向へシフトしてる…と、
脳内の『アンドロイドお祝い企画会議』がとても楽しかったです。



1周年は【9月2日】。
写真を撮ってお祝いしようと思いついたのが、【8月29日 朝】

……もっと早く企画して、自分!
いや、待って。週末はまだ始まったばかりよ。
大丈夫、間に合う。…間に合わせてやるわ🔥
まずは脳内会議で盤面をイメージして、
原稿用紙の上に、作品内のモチーフを散りばめることに決定。

あれも拾いたい、これも拾いたい、とまずは頭に思い浮かぶものを羅列。

・掃除機
・ご飯とパン
・カップラーメン
・ギター
・グラビア雑誌『爆乳天国』

これは最重要課題として、
それ以外は出会えたらいいな、と
29日土曜日は、カプセルトイと食玩のあるお店を巡る旅に出かけました。

この時までは、実はけっこう安易に考えていたんです。
ミニチュアのそれらって、よくカプセルトイで見かけるし、見つけられるんじゃないかなーって。
でも、甘いのよ!強火さん!
そんな都合よくミニチュアに出会えるわけないんですよ…。

あぁ、なかなか見つけられない。
どうしよう。企画倒れにしたくない…。
公式グッズがあれば、キャラのアクスタ並べて「はい、チーズ📸」って撮れるのに…。
……そだ!モチーフをアクスタにすればいいんじゃない??
そう思い立ち、プラ板制作を始めました。

でも。
出来上がったプラ板を見ても、どうも納得できない。

   「あなたがしたかった“お祝い”って。“これ”だったの?」

いつもは辛辣な黒いさんが、こんな時はわたしに話しかけてくるのですが、今回は何と白いさんに言われました。

   「プラ板のアクスタ風が悪いわけじゃないのよ? 
    でも、あなたが目指したものは、そのあたりで手を打っていいものだったのかしら?」

そうよ!ここで平面のモチーフで納得したら、強火の心意気が曇るってものよ!
ありがとう、白いさん。

わたしは翌日の日曜日、もう一度、挑戦することにしたのです。



明けて30日日曜日。
今回はカプセルトイの奇跡的な偶然を捨てて、食玩を中心にお店を巡り、ミニチュアを扱うリサイクルショップへも向かいました。

そうしましたら。
あるお店の食玩コーナーで
【ケース入りのギター】を見つけたんです!
探しの旅の中で、ギターには度々出会っていました。でも、みんなエレキギターなんです🎸
「違うのよ、“ギターの弾き語り”っていうくらいなんだから、健司さんのギターはアコースティックギターだと思うの」と考え、何度悔しい思いをしたことか。
でも、見つけた食玩はケースもあるアコースティックギター。本当は茶色の木目がイメージだったけれど、白いギターでした。
でもこれ以上のものはない、と大興奮しました。

でも。
8種類のトレーディング仕様で、そのお店には3箱しかない……。
8分の1の確率で現在残り3。
計算できないけど、あまり確率的には厳しい感じがする…。
(追記:8種類全部がギターなのではなく、8種類のうちギターはこの1種類だけです)

日曜日の夕方、その頃には「ないものは作ろう」にシフトしていたので、箱を手に取りながらも逡巡し、確率の低さを諦めて棚に戻しました。


予定通りのものは揃わなかったけれど、ある程度のミニチュアを見つけられたので、あとは手作業だ、と粘土板の上でコネコネ作りました。
掃除機は想定していた型が見つけられなかったので、もう作るしかない、と制作開始。
小学生並みの出来上がりでしたが、とりあえず掃除機には見えるだろうという物体が完成しました。

その次は、サザエさんの音を聞きながら、ギターを作りました。
でも、お店で見たあのギターが忘れられません。
明日はまだ8月31日。…ギターは明日作ろう…。と、
掃除機作りで自分の技術の無さにがっかりしていたわたしは、その日は制作を終了しました。



翌日の31日月曜日。
お仕事をしながらも、あのギターが忘れられません…。
そんな時はまた、わたしの中の黒いさんと白いさんが声をかけてきます。
今回は何と、ふたりで肩を組んで訴えてきました。

   「あんなに理想的なギターがあるのに、あなたの粘土技術でまた作ろうとしてるの?」
   「ね、わかってる? kouさんは“モデラー”さんなのよ? 
    小学生っていうか、幼稚園児でももっと上手に作ると思うわ」

黒いさんだけでなく白いさんまで……。
ふたりとも強火側に回った時点で、もう誰も止める者はおりません。

あーー!もうふたりとも😭厳しい!

……でも。そうだよなぁ。
あんなに理想の形があるのに、挑戦もしないなんて。
強火の心意気よ、どこいった?
『やらない後悔より、やって後悔』ではなかった?
そうやって勇気を持って飛び込んで、成功体験だって掴んできたんでしょ?
そうよ!大丈夫!わたしはやれる!!
と、妙な万能感に満たされました笑笑

昨日のまま、もしお店に3箱並んでいたら、きっとまたわたしは悩む。
だから最初から何番目の箱を買うか、決めていこう!

健司さん→けんじさん→けん2さん→【2】番目!!

という、わたしもわからない理屈の中、お仕事終わりそのまま、昨日のお店にダッシュしました。
お店には昨日と同じく3箱のまま。
一瞬、どれにするか迷いそうになりましたが、

「2番目を買うと決めてきた。これでダメでも誰も恨まない。」

男気あふれた右手が2番目の箱を選び、購入しました。
決めたとはいえ。開封作業はどきどきで。
どうかどうか。・°°・(>人<)・°°・。

   パカッ

ヽ(´▽`)/✨
やった!やった!!やりましたよ!!!

そこには何と、理想としていた、ギターケースとアコースティックギターが入っていました。
……こんなこと。本当にあるんですね。
自分の強運にガッツポーズでした。



さて、次の制作物。
これはどこを探しても、この世の中には存在しません。
そう、ナナさんが作中で破り捨てたグラビア雑誌『爆乳天国』
これはもう作り出すしかありません。

雑誌タイトルからして“谷間”が大切であろうことは理解できたので、
そのような着衣のお姉さまを創作し、それっぽい雑誌表紙を作りました。
並べてみて、色合いなどの兼ね合いも見たかったので、暗めと明るめの2種類を想定。(これって、黒いさんと白いさん!?)

お絵描きソフトでそれらしく作って、ミニチュアの雑誌にして、
大きさも並べてから考えたかったので、大小2種類。
つまり、黒大・黒小・白大・白小の4種類を作りました。
破いた時にペラペラだとおかしいので数枚の紙も挟みました。

破くのに失敗したら困るので、数冊作成して。
と、結局各4冊、計16冊のミニチュア雑誌が出来上がりまして。

本屋さんのように平積みにしたり、扇形にしたり、いろいろ並べて遊びました。
まるで『爆乳天国』バックナンバー祭りのような写真たち🤭

この、ミニチュア雑誌を作っている間のわたしの写真フォルダ。相当にやばかったです笑笑
谷間なお姉さまが微笑む写真がたくさん並んでました笑笑



そんなこんなで。
まとめるとこんな感じです^_^

・ノークレームノーリターンの張り紙 → 調整ポッドに「無造作に貼られている」とあったので、乱暴に書かれた貼り紙を意識しました。
・カンパン → 探しの旅の途中、偶然出会ったキーホルダー
・掃除機 → 自作。Dysonを目指しました。恥ずかしい。薄目で見てください。
・食パンと和食 → 和食セットは、第1話の朝食も兼ねています。トーストを見つけた時も嬉しかったなぁ🥪
・豆腐 → 『崩れて好し、雪の夜』もちらっと兼ねています。(木綿豆腐は聖治さんのお好み)
・カップ麺 → これも自作です。どなたかの型紙を借りて、少しペンを入れました。中身は粘土です。
・ギター → 上記顛末記載。嬉しかったーー。
・針金ハンガー → クリップで作りました。(@仕事中に)
・『爆乳天国』 → こちらも上記顛末記載。楽しかったーー。
・味噌汁 → 第42話の具沢山味噌汁を目指しました。キャベツとにんじんとお汁は本物です。この撮影のため、当日の献立は“具沢山味噌汁”を作りました。(こちらもスタッフが後でいただきました)
・時計 → 17時30分、わかっていただけましたか涙
・小さなカード → 「少し厚手の紙」「半分に折り畳まれた」を目指し、小さなコピー用紙にシール台紙を貼って強度を出しました。5ミリです。花の絵を描くのにプルプルしました。写真では見づらいですが、一応少し色を入れています。



大変だったかと言われると――
…………。

とんでもない!笑
ものすごく楽しかったです(*´艸`*)


1周年お祝い制作。
「楽しくて仕方なかったー✨」をお伝えさせていただきました😆

暴走族の顛末、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。




⚫︎ おまけ ⚫︎

モザイクなしの『爆乳天国』を是非見てください!
(“なし”といっても、そんな過激じゃないのでご安心を)


ちっさくて、かわいくて。

「これ、本当に破っちゃうの??」と思うくらい、愛着が湧いてしまいました。
クリアのケースに入れて、シャカシャカキーホルダーを作りたくなってしまうくらい。

でもバッグにつけられないですよね。
欲しい方には配布したいくらいです笑


【追記】
そういえば、この写真だけでは大きさがまったく伝わらないことに気づきました。

白い方で、
大:4.5cm × 3.5cm
小:3.5cm × 2.5cm

……ちっちゃいんです🤭
比較できるものを置いて撮ればよかった。


1件のコメント

  • 金時まめ様へ

    金時さん、先日は心のこもった素晴らしい一周年のお祝いを本当にありがとうございます!

    完成したあの「盤面」の美しさに驚くと共に、いったいどうやって作ったのだろう? という気持ちが湧いたのは、元々私がモデラーだったが故でしょう。
    私の方から、あれこれとお聞きするのも失礼なので控えなければならないことでしたが、このようにメイキングを公開して下さり、とても嬉しいです。

    金時さんの、一つ一つのミニチュアに込められた凄まじい意気込みと、それを実現させるための圧倒的な行動力に、改めて深く感銘を受けました。
    特に驚かされたのは、理想のアイテムを求めてお店を何軒もハシゴされたというエピソードです。
    「エレキギターではなく、健司さんならアコースティックギターなはず」という、作品世界への深い理解に基づいたこだわりを妥協せず、あきらめずに探し歩くそのお姿は、読者という枠を超え、共創者としての情熱を感じました。
    既存の製品が見つからなければ「作る」へと即座にシフトし、掃除機やカップ麺、さらには5ミリという極小サイズのカードまで手作りされるそのバイタリティには、脱帽するほかありません。
    特にギターのエピソードには胸が熱くなりました。「健司さんならアコースティックギター」というこだわり、そして「2(けんじ)」という理由で引き当てた8分の1の奇跡……。金時さんの「強火」の想いが引き寄せた、まさに運命的な出会いですね。
    白いギターが、この清廉(?)な物語の舞台に不思議と馴染んでいて、最高に素敵です。

    また、自作された『爆乳天国』のクオリティには脱帽です。
    まさか16冊もバックナンバーを用意し、あの破れ具合を再現するためにそこまで苦労してくださったとは! 金時さんのカメラロールが大変なことになったというお話には、思わず笑ってしまいましたが、その執念こそがこの素晴らしいリアリティを生んでいるのだと感じました。
    モザイクなしの表紙を拝見させて頂き、すみません。
    これは魅惑的な表紙です(〃▽〃)
    しかも2バージョンも制作されていたのですね。金時さんのこだわりは、作品への深い愛を感じました。
    ビジュアルを見せて頂いたお陰で、健司とナナが気まずい状況から、仲直りに至って。穏やかな雰囲気になっていたのに、このような雑誌が割って入る。
    健司の立場になっての、気まずさを体感できたようです。

    ダイソン風の掃除機や、手書きの「ノークレームノーリターン」の貼り紙、さらには17時30分を指す時計や5ミリの小さなカードまで……。
    これらは、金時さんが物語の隅々まで、文字通り「一文字一文字」大切に読んでくださっている証拠です。作者本人ですら見落としそうなほど細かな設定を拾い上げ、具現化してくださったことに、深い敬意を表します。

    最後に、「大変だったかと言われると、とんでもない!ものすごく楽しかった」というお言葉をいただけたことが、何より嬉しかったです。
    私の拙い物語が、金時さんの創造力や「お祝い企画会議」を刺激するきっかけになれたのなら、これに勝る喜びはありません。
    この素晴らしいミニチュアたちは、間違いなく『アンドロイドは下ネタの夢を見るか?』の一部となりました。
    健司の持つ、ギターの白いイメージは、小説中で、どうかそのまま使用させて頂きたいです。よろしくお願いしますm(_ _)m

    いただいた温かいお気持ちと情熱を糧に、これからも楽しんでいただける物語を紡いでいきたいと思います。
    改めて最高のプレゼントを、本当に、本当にありがとうございました!
    これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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