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  • 現代ドラマ

アーロン登場!!!

さて今日は予告通りアーロンについて語りたいと思います。

アーロン・チャンはシンガポール出身で、インフラ投資専門のファンドの共同パートナーを務めています。政府系投資会社を経て、友人たちと独立したという設定。
アーロンは昊天さんより2歳上なので、1974年生まれ。物語の舞台である2015年には41歳ですね。妻と10歳になる娘がいます。

アーロンと昊天の出会いは2010年。2006年に30歳の昊天が新総裁に就任、前年の2009年に香港市場での二重上場を果たした龍騰ホールディングスは、海外からの資金調達を目指していました。
特に昊天の目指すスマートシティー構想には、外部の後押しが必要だった。スマートネクサスは当時、叔父や守旧派の役員たちから「若造の道楽」などと言われて歯牙にもかけてもらえていませんでしたからね。
2010年に昊天がアーロンのオフィスを訪問して事業のピッチをし、そのあと2012年に正式に出資を決めたという経緯です。
15%という出資はけして軽々しいものではありません。単なる投資家というより共同経営者のような重みで、アーロンとしても、昊天としても大きな決断です。しかし結果的に、2015年3月の株価防衛戦では、このときの決断が昊天の窮地を救うことになった。

昊天が「龍騰の技術資産は別法人(スマートネクサス)にある」と明らかにしたことで、香港や上海で上場する龍騰ホールディングスは企業としての価値のない「殻」なのでは、という疑いをかけられていましたね。RPT(関連当事者間取引)の設定によっては、取引の透明性を疑われて、昊天のほうが金融当局から目をつけられることになる、と知夏の職場の記者たちも話しています。
しかし、アーロンという外部の目、しかも世界一目利きの厳しいシンガポールのファンドが15%も出資しているとなれば、話は別です。昊天のアイディアは、グローバルレベルでのお墨付きを得ているということになるのですから。
しかも、皮肉なことにスマートネクサスの設立も、アーロンのファンドからの出資受け入れも、「ガバナンスの魔術師」の昊天のことですから、きちんと龍騰ホールディングスの取締役会を通した上で事を進めています。
そのころ「若造の道楽」などとせせら笑っていた叔父たちは、自分たちの押したハンコが死刑台への道を開くとは想像していなかったことでしょう。


ということで、きょうのお絵描きはアーロンと昊天夫妻。
1974年生まれのアーロンは寅(とら)年生まれ。「大樹の虎」とも呼ばれる甲寅(きのえとら)の年です。
昊天さんが空駆ける龍であれば、アーロンは力強さと周囲を包み込むような包容力を持ち地上で支える虎でしょう。
そして妻は、実は1982年2月生まれという設定があるので戌(いぬ)年なのですが、「王の伴侶」といえば鳳凰でしょう。

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