小猫が加入し、昊明・水蘭夫婦とのたまり場になり、菲菲がお仕事を持って訪ねてくる・・・・・・と、株価防衛戦のさなかにひとり有明の月を見つめて眠れぬ夜を過ごしたころを思えば、だいぶ「家」らしくなった昊天さんのペントハウスですが。
公的空間である1階と、完全プライベートゾーンの2階は、依然として差があります。
株価防衛戦では右腕として大活躍だった菲菲。「春節の朝」で昊天への長年の恋を封印し、職務として忠実であることを誓いました。
一方、妻は。
名家の娘としての所作と、女主人としての振る舞い、日ごろの感謝から、「いつもありがとうございます」と菲菲に心からの礼を述べます。なにしろ昊天の仕事面だけでなく、実家からの帰還にも菲菲さんは一役買いましたからね。
そして、昊天といえば。
妻が家にいるのは日常ですし、女主人として来客にあいさつすることも、見送ることもいたって普通のこと。妻が2階から下りてきても、ちらりとスマホから視線を上げるだけでなんのコメントもしません。ましてや、菲菲を玄関まで送るなんてことも。
理性で終わらせた恋でも、実際に目の前でそうした境界線を見ると、心はざわついてしまうものです。
そして、妻の心からの振る舞いは、菲菲にとっては「あなたは夫の大切な『道具(部下)』です」という宣告にも似た響きを持ってしまう。
「いつもありがとうございます」という言葉に悪意が微塵もないからこそ、菲菲の心は余計にざわつくのでしょう。自分が命懸けで守ってきた男を、内側からしなやかに支え、なおかつ自分(菲菲)の労力すらも「女主人」として包み込んでしまう妻の器。
昊天という「龍」は、この二人の女性によって作られた「城」の中に守られているのですね。
ということで、きょうのお絵描きは昊天の女神ふたり。
絵にするとけっこうバチバチ感がありますね。。。笑
