いつもありがとうございます。
当企画もついに第10弾へ突入しました。
これからもたくさんの物語との出会いがありますように、今週も立ち上げさせていただきます。
この企画は、所謂テンプレ展開や目を引くタイトルではないけれど
静かに、丁寧に、想いをこめて綴られた――
そんな「文芸小説作品」が、届くべき読者の元へ届くことを願って立ち上げたものです。
一読者として、そして一筆者として。
埋もれがちだけれど本気で書かれた物語に出会うたび、
その作品がきちんと読まれる場を、そっと用意したくなります。
派手ではないかもしれません。
でも、心の奥に残る余韻が、たしかにここにある。
そんな“静かで情熱のある物語たち”が集まる場所になりますように。
◎参加条件
『文芸小説作品』であること。
※今回はラノベ・短歌・俳句・詩集は対象外とさせていただきます(文芸ジャンルであれば異世界・ミステリー等の要素はOK)。
自薦作品1点まで。
完結/連載中問いません。
感想・フォロー・評価等は任意です。
ただ、もし何か心惹かれるものがあれば、お互いにそっと足を運べたら素敵だと思っています。
★参加作品の中より、同タイトル企画ページ内に主催者のお勧めを掲載させていただく場合がございます。
掲載不可・掲載取り下げご希望の場合は、恐れ入りますが近況ノートコメントや主催者Xなどからご連絡くださりますと幸いです。
◎第八弾参加者様より
主催オススメピックアップ
💊『あいぞめ』著:魚田羊/海鮮焼きそば 様
https://kakuyomu.jp/works/16818792438780199642
――あなたの色に、染まりたいです。
(筆者レビュー抜粋引用)
尊敬する師の句に、自分の句が似てきてしまうリスペクトと模倣の違いーー
その一件をめぐる物語であるが、最終的に主人公が導き出した結論は俳人の師弟という枠を超え、先人が次世代に文化を継承していく世の中――親子や兄弟、数多の人間関係において普遍的に、共通している部分があると思う。
それを染物ひとつに例えて表現したインパクトは強力であり、筆者の中に圧巻の読後感と残響を残した。
※詳細レビューは作品ページより筆者レビューをご確認下さい。
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◎第五弾参加者様より
主催オススメピックアップ
🐈⬛『黒猫の願い』著:一途貫 様
https://kakuyomu.jp/works/16818622175221284283
――「おばあにゃんに会いたい」それが黒猫の願いだった。
(筆者レビュー抜粋引用)
四話で終わってしまうのが、これほど寂しく、温かい――。
この物語の魅力は、始終ハッピーな展開ではなく、下降した心理波形の中ですら癒しを含んでいるところにある。
それは、作者である一途貫さんの表現中にある語彙選択や語尾の置き方の匠な技術、一貫したミィという柔らかな主人公のキャラクター整合性。
そしてなにより、あらすじにもあるよう「おばあにゃんを探すこと」これを一途に守り続けているミィの思いが、文字を通して、伝わってくるからだと感じた。
※詳細レビューは作品ページより筆者レビューをご確認下さい。
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◎第三弾参加者様より
主催お勧めピックアップ
🌕『マダ』 著:海 様
https://kakuyomu.jp/works/16818023214172496615
―― ただそれだけが、私の幸福だったのです。
(筆者レビュー抜粋引用)
満月の下であまりに美しいネエネエの姿に魅了されるのは、そこに信じた愛があったから――。
まず引き込まれるのは手紙調という物語の進行。
この一方通行な視点だからこそ「ネエネエへの崇拝」をここまで緻密に表現しきった筆力にまず唸らされる――。
※詳細レビューは作品ページより筆者レビューをご確認下さい。
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◎主催作品
📘『大切なものを織りなして』(完結済)
https://kakuyomu.jp/works/16818622175690818257
ジャンル:恋愛 / 成長 / 構成重視の群像劇
<あらすじ>
純喫茶『SUNDIAL』で悪態をつきながら働く灰塚 輝には、誰にも言えない裏の顔があった。
影では秘密の仕事をこなし、過去を偽りながら生きている。
それが当たり前の毎日だった。
誰にも語らず、誰にも知られず――それで充分だった。
そんな輝の前に、真っ直ぐすぎる光が射し込んだ――。
ある日、ひとりの少女が扉を開けた。
つけたあだ名は――クソ女。
接客態度は最悪で口を開けば毒づくばかりの輝に、彼女は真正面からぶつかってきた。
輝は、戸惑いながらも、気づけばそんな彼女に惹かれていった。
近づけば離れ、伝えたくて黙ってしまう――そんなすれ違いを繰り返す。
秘密を抱えたままでは、きっと彼女の隣には居られない。
けれど、すべてを語れば、この関係は壊れてしまう。
嘘をつくのは、別に誰かのためではない。
過去も今も偽りながら過ごすことしか、生き方を知らないだけだった――。
◎ひとこと
第二弾では、72名
第三弾では、64名
第四弾では、85名
第五弾では、90名
第六弾では、101名
第七弾では、83名
第八弾では、91名
第九弾では、87名
の方にご参加いただき、本当にありがとうございました。素敵な出会いがあったことに感謝致します。
今回も、再参加・初参加どちらも歓迎いたします。
ゆるやかな場ではありますが、
本気で書いた文芸作品たちが、ほんの少しでも届きやすくなるきっかけになりますように。
※趣旨から大きく外れると判断される作品については、主催の判断で除外させていただく場合があります。どうかご了承ください。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「文芸作品を、刺さる誰かに届けたい人のために⑩」を選択してください。
このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。
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こんにちは。 ぞわっとする小説をかきます。 良かったら楽しんでください。