「＃終末 ＃短編」を含む小説

「恋愛って何回しても同じ失敗するよね？」 そんな軽い疑問から作り始めたら、気づけば〝世界線の話〟になってました。 書いてるこっちが一番びっくりしてる。でも執筆楽しいです。 今…

「いい？これはハンバーガーよ。世界一美味い、食べる？」 オチのセリフの意味をひっくり返す目的で書きました これ見て「その手に乗るか！」って思った人だいぶ鋭いです。 テーマは「…

カクヨムコン11応募用に短編として抜粋したものです。 おそらく地球最後の人間である少女、トキコは、ひだまり旅館で五人のロボット、テトロア、ラディナ、ドラーク、マト、もちまると平和…

突如、空に現れた巨大なＵＦＯ。国中の人々の脳に直接響いたのは、ただ一言―― 　Ｔｒｉｃｋ　ｏｒ　Ｔｒｅａｔ！ その日を境に、国家は混乱の渦に飲まれていく。「ご馳走」と「いたず…

冬の大三角形を思い出しながら、わたしたちは屋上で星を見ていた。 掌編です。

白と灰色の霧に覆われた世界。 人々は急ぎ、ぶつかり、欠けても気づかない。 その片隅に、「ゆっくり」だけが許された家があった。 泣き笑いの仮面と、細い糸電話。 やがて侵略者すら理解…

世界が終わった朝、目を覚ましたら、元カノがいた。 人類が滅んだ理由も、生き残った理由もわからない。 でも確かなのは、俺と彼女――別れたままのふたりが、また向き合う時間が与えられ…

A－MATERU (あまてる) と呼ばれるエネルギーを研究しているオウと、助手のテルー。 研究が煮詰まったオウを、高身長美女テルーがデートに誘い…… ※ガラスペン杯の短編小説…

余命三カ月の宣告を受けた首相・智朗は、人生の終末を静かに迎える覚悟でいた。そんな彼の前に、二つに分かれた尻尾を持つ化け猫・ネコマタが現れ、智朗を喰らうために首相官邸に居つくように…

ひみつを打ち明けるたび、家に小さな灯火がともる村。 誰もが心に“闇”と“ひみつ”を抱えて生きている。 灯火の巫女にひみつを語れば、家は守られる―― けれど、ひみつが尽きれば、また…

〈あらすじ〉 　8万年後の世界。アスカリスという少女は、不思議な夢を見ている。 　いつも同じ内容の終末の夢。アスカリスにとてもよく似た女の子が出てくる。女の子はいつも、何かを呟…

人間をゾンビに変える黒雲の災厄・オオアメ様を晴らすため、二人は旅に出る。 ◆以下長めのあらすじ 八年前、オオアメ様と呼ばれる雲型の災厄が世界中に出現した。 オオアメ様にひとた…

僕は道に迷っていた。「人生の」とか、そういう枕詞はつかない。比喩ではなく、本当に文字通り道に迷っていた。 雪山で遭難した僕が眠りから覚めると、冗談のようなとんがり帽子をかぶった…

あなたは二十歳でニート。これまで一度も社会に出て働いたことがない。大学にも行かなかった。部屋の隅でゲームをして、眠って、また起きて――ところが、昨日そんな怠惰な日々が何の前触れも…

【毒された大地からの、文明への倫理的抗議行動】 かつて「経済的効率」という名の傲慢に従い、猛毒の除草剤を撒き続けた元エリア管理者、植木慎吾。彼の罪は、会社を辞めても消えなかった…

人類最後の研究所で完成したのは、救いか、それとも毒か。 彼は世界を救おうとし、彼女は世界を拒絶した。 これは、「愛の正体」をめぐる終末の物語。

いつもと変わらない学校生活は、ゾンビの出現で終わりを告げた。 周りの人間が次々とゾンビになる中、追い詰められた僕を救ったのは一人の少女だった。 夕暮れの屋上で彼女の「作業」を目に…

明日、世界が滅びる。 高校生のヒロトは、その前にユリに告白をした。 しかし、彼女の口から出た言葉は、「私が世界を壊す」だった。 ユリは魔女の血を引く一族の末裔であり、魔力の暴走…

科学の発展の末に滅びた地球で一組の神と人が旅をしていた。 旅の目的は人々が何にも怯えることなく暮らせる地を見つけること。 今日も彼らは歩んでいく。美しくも虚しい、青い星を。

その日だ。 皆が待ち望んだ日だ。