本作は、一人の小さな魔女と彼女に拾われた異世界の写真家の青年が滅びゆく異世界を旅する作品だ。滅びゆく、といっても正確には人間だけが滅んでいくという方が正確なのかもしれない。それ故に大自然は相変わらず美しい。そして、そんな世界で滅びを受け入れた人々は穏やかに暮らしている。そんな光景を、写真家の青年はカメラに収めていく。砂漠を超えたり、どこか愛らしい蜘蛛と戯れたり、色んな人間と出会ったり。何処か呑気で儚い二人の旅路は、滅びという終点に向かってどう進むのか?