モンキーレンチって知ってますか?
あ、そうそう、工具の種類のひとつのアレです。もしご存じなくても検索して見てみたら「ああこれね!」ってなるやつ。
そんなモンキーレンチのクソデカいやつをブンブン振り回してゾンビ狩りをする、ウサ耳つけた女の子の物語です。
私、アクションはあまり読み慣れていなくて。以前から作者さんのファンではあるのですが、正直冒頭はこのファンキーすぎるバニーちゃんについていけるんか…?と不安が募りました。
だって相方のゾンビくんの首をモンキーレンチで撥ねて蹴っ飛ばしちゃったりするんですよ?ゾンビくん不死身とはいえ、ちょっと怖くないですか?
でもまあ結果を申し上げますと、最後にはバニーちゃんにメロメロな私が誕生しておりました。
いつの間にかじわじわと魅力を放出していたバニーちゃん。知らないうちに大好きになってた。あなた一体どんなフェロモン出してたの?この子やっぱり怖いんですけど!
明るく振る舞ってはいるけれど深い事情を抱えた相方のゾンビくんと共に、ときどき巫女装束の警察官が仲間に加わったりしつつ、宿敵オオアメ様に立ち向かう2人の物語。スカッともしんみりもたっぷりの彼らの旅、ぜひ覗いてみてくださいね。
『ファンキーバニー・ウィズ・モンキーレンチ』
つまり、ファンキーなバニーとモンキーレンチである。
タイトルを見た瞬間、私の頭に浮かんだのはバニー(兎)とモンキー(猿)だった。
ついでキャッチコピーを見た。工具を振りまわす少女とゾンビ青年のバディものらしい。
バニーとモンキーが少女とゾンビになった。
というわけで!ゾンビ青年カイと!モンキーレンチをフルスイングして■■の■をかっとばすハテナによる、アポカリプス世界をわが手に取り戻す痛快ハチャメチャやりたい放題やってくれるぜババババーン!ストーリーである。
とにかくずっと勢いがすごい。
ずっと面白い。
ずっとハテナが狂暴で、頭を一切(いや、一切ではないな)使わずに、そのフリーダムな気分にしたがって暴れまくるさまは正しく世紀末救世主バニーである。
そして、そこにカバンもちとしてついて回るゾンビ(なのに頭はハッキリしている)青年がカイだ。
諸事情により、彼はわりと頻繁にマッパにさせられる。
マッパで海岸線をキャッキャウフフである。
これで意味がわかるだろうか?
わからないだろうと思う。
だがおもしろいことだけは保証する。
読みたまえ。
話はそこからだ。
きっと君が好きであろう、きゃわいい巫女ちゃん(刀振りまわす系)もいるからね。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
死んでも死んでも生き返る、知性を残したハイブリットゾンビ・カイ!
やべえゾンビの大群も物理一択で殲滅する狂気の人間凶器・ハテナ!
以上だッ!!
ここに時々、日本刀を振り回す未来のおまわり・ミコトを加えて、希望もクソもねえ荒れ果てた大地をただひたすら突き進むのがこの『ファンキーバニー・ウィズ・モンキーレンチ』だ!
地球上の人間どもをほとんどゾンビに変えちまったのが、『オオアメ様』っつう雲だか霧だか分かんねえ存在だ。
文字通り掴みどころのねえ脅威だが、なんとカイの生首をハテナがクソデカモンキーレンチでホームランしてブチ込むことで、消滅させられることが分かった!
そんな感じで野蛮にガンガン進んでく二人の前に、次から次へとやべえ敵が立ち塞がる!
つまるところ、『オオアメ様』って何だ?
そもそもカイは、いったい何者なんだ?
だいたいハテナだって、普通の人間にしちゃあ頑丈すぎねえか?!
いろんな謎を追ってくうちに、二人に関してとんでもねえ秘密が明らかになりやがる。
え? それは何かって?
いやいや、こっから先はお前自身の目で確かめるべきだ。最後の最後にクソ素晴らしい景色が拝めるからよ。
全力でおすすめするぜ!!