「主従 王族」を含む小説

悪逆非道な王妃となってしまった元公爵令嬢のお嬢様にお仕えしていた老執事ヴィクター（通称：黒公子）。 彼は突如巻き起こったクーデターのせいで命を落としてしまう。 しかし、次に目が…

　両親を亡くし、叔父家族に虐待されていたエドアルドは十歳のとき、衣食住が保障された騎士になるため、逃げ出して王城に向かう。 　幸運にもウォード騎士団の団長、ヘルマンに拾われた彼は…

王宮を揺るがしたのは、奴隷のたった一言だった。 何に跪き、どの未来を選択するか。 選ぶ余地もないほどに斜陽の兆しを見せるカプラ王国に『戦利品』として連れてこられたのは、空を飛ぶ…

美形の婚約者がいるのは幸せですか？ 婚約者に対して反抗期ってありますか？ 世にも仲睦まじい、美麗王子様✕世話役イケメン貴族… その主従関係が、婚約した事で距離感がバグる！ …

「殿下、私はあなたのすべてをお守りいたします」 幼い頃から私を支え続ける従者カイン。 その献身は、やがて私の世界を独占し、外界から私を隔絶させた。 誰にも相談できない孤独、信頼と…

　蓮国の第一皇子で皇位継承者である威晩（いばん）皇子は、貧民窟で美しい男（蒼空）が、ごろつきに殴られているところから救いだした。 　どこか儚げで美しい蒼空に、威晩は奇妙な感情を…

花食みの王子は、学園在学中にブートニエールとなる花生みを選ばなければならない。その手助けをする剪定師に自ら立候補したアズマは、当の王子であるリカルドに、長年片思いをしていた……。…

時は不穏な事件や災害が続く、暗黒期と呼ばれていた。 野盗や怪盗を名乗る謎の人物が世間を騒がせ、挙句の果てにはかつて封印されたという魔王が復活を目前としていると言われていた。 そ…

薔薇と太陽の祝福を受けし王族が統べる、ガレトワ国。現王、そして直系の子達は生まれつき右手の甲に薔薇の紋章が刻まれており、誰もが自分だけのただ1人の騎士、茨の騎士が授けられる。現王…

　レーシア・フレイユは18歳になる貴族が参加する社交界の準備をしていた。フレイユ家とは主従関係にあるスペリントン公爵家の令嬢で親友のエヴリンから「第一王子の婚約者様のドレスの色は…

優しく賢く純粋無垢なヴェールバルド王国王女、レオノーラ・フォン・ヴェールバルド。 レオノーラは建国記念パレードの最中、見知らぬ少女から襲撃を受ける。 卓越した魔法の技術でその少女…

この国の王家について、君はどれだけ知ってるかな。 王家の人間に、精霊が加護を与えていることは？ 王子様が実は双子で、本当はお姫様がいたことは？ まあ今さら知ったところで、腐敗…

※カクヨムコンテスト10向けに改訂新版を公開しております。→ https://kakuyomu.jp/works/16818093089098193753 これから読まれる場合は…

王国の姫であるヴェロニカには忘れられない初恋の人がいた。その人は王族に使える騎士の団長で、幼少期に兄たちに剣術を教えていたのを目撃したヴェロニカはその姿に一目惚れをしてしまった。…

そこは東西南北に区切られた世界。 北は天帝の宮、東西は春と夏を冠した国が、千年に渡り血生臭い闘争を続けている、一握りの王族が政を行う人々の国。 そして、南の島に住まうのは、女…

ある国の王子と従者の物語。 この国の王族には侍童《じどう》といって、子供の頃から主従関係を結んでともに育つ近侍を選ぶ風習がある。今の代の第一王子リオナールにもヤヌスという名の侍童…

王族の忌み子とされる二人。 感情を押し殺して生きてきた主人公が、忠誠を誓った姫に温もりと感情をもらう話。 ※死ネタ キャラクター描写の練習作。

「優しいお父様は、もしかしたら悪人かもしれない」 フィロシュネーは、絶対権力を握る父王に無知になるよう育てられたけど、実は賢いお姫様。 そんなフィロシュネーに、父王の寵愛する傭…

物心ついてすぐスラムに捨てられた、ナナシ。 凶星たる魔王の持っていた黒髪黒目を生まれ持ったナナシは、毎日毎日ギリギリのところで生き抜いていた。 痛みすら感じなくなった頃、いつもの…

妖魔の一族緑王（りょくおう）の民の間で語り継がれる、一つの禁忌。 とある山頂に咲く花には、けして触れてはならない。 ところが好奇心に駆られ、一人の少年が花に触れてしまう。 床に伏…