平民から召し上げられた騎士見習いと平民から王女となった娘。
王女専属の騎士見習いは彼女にとってかけがえのない存在となり、彼女もまた彼にとって唯一の存在となってゆく。
王女と王女に仕える騎士という一番側に居ながらも手が届かない、身分違いの恋に心を焼かれました。
恋焦がれながらも決して手の届かない存在である王女、イサベリータ。
恋を自覚し、苦悩する主人公エドアルドの姿がなんとももどかしく、切ないです。
ヒロインである王女、イサベリータの可愛らしさも魅力的。
どんなに外見が美しくとも、中身は年相応の女の子。
自分の置かれた環境を理解し、それ相応の立ち振る舞いを身に付けていてもやはり恋する乙女なのです。
二人の真っすぐで清らかな恋に心を打たれ、とても温かい気持ちになりました。
タグにてハッピーエンドの保証付き。
身分違いの二人がどのようにして結ばれるのか。是非その目でご覧下さい。
誰もが美しいと認めるイサベリータ王女。
両親を亡くし、不遇な境遇にあったエドアルド。
この二人が惹かれ合い、ハッピーエンドになるお話です。
私は読んでいて、
「ハッピーエンドのタグがついているけれど、どうやってハッピーエンドになるの? この二人の恋を周囲が認めるのって難しいんじゃない?」と思いました。
エドアルドは両親を亡くして、後ろ盾がない。
運よく騎士になれて、運よくイサベリータ殿下付きの騎士になれたけれど。
二人が結婚するのは難しいのではないかと思いました。
でも!
エドアルドは、運がいい!!!!!
エドアルドは運に頼ることなく努力していますが、この世には努力だけではどうしようもないことがあります。
それが、身分の差。
タイトルにある『強運の騎士』
これが、ハッピーエンドの扉を開ける鍵のようです。
仕事や日常生活で疲れているときは、小説が読めなかったりするのですが、この作品はストレスを感じることなく読みやすいです。
ほのぼのとした気持ちで最後まで読めますので、ぜひどうぞ。