概要
罪で彩る王冠に、陽光が落ちた
王宮を揺るがしたのは、奴隷のたった一言だった。
何に跪き、どの未来を選択するか。
選ぶ余地もないほどに斜陽の兆しを見せるカプラ王国に『戦利品』として連れてこられたのは、空を飛ぶことも叶わない鳥人の少年だった。
傲慢な王子と、その持ち物になった少年。
彼らが選んだ未来は、秩序を揺るがす罪か、それとも希望か――
――”それ”を贖罪とするのなら、涙の一粒も許されないだろう。
何に跪き、どの未来を選択するか。
選ぶ余地もないほどに斜陽の兆しを見せるカプラ王国に『戦利品』として連れてこられたのは、空を飛ぶことも叶わない鳥人の少年だった。
傲慢な王子と、その持ち物になった少年。
彼らが選んだ未来は、秩序を揺るがす罪か、それとも希望か――
――”それ”を贖罪とするのなら、涙の一粒も許されないだろう。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!凄惨な戦いの果てに、奴隷の少年が見たものは──。
あらすじ:
敗戦によって奴隷となり、戦勝国のカプラ王国に引き取られた鳥人の少年ナーシル(本名はアレクサンダー)。
彼の身を引き受けたカプラ王国の第二王子イルハン。
真面目で聡明だが、それゆえに父王から疎まれているイルハンは、ある事件をきっかけに父王に反旗を翻し……。
優雅かつ勇猛な中東王朝風の世界観が魅力のハイファンタジーです。
後宮から外国、議場、戦場へと、次々と舞台を移しながら展開していくドラマ、不安定なナーシルとイルハンの身の上に、ハラハラしながらも読み進める手が止まらない楽しい作品でした。
特に戦場の描写は白眉で、白兵戦の迫力もさることながら、名前のない一兵士からスパイ、村人、娼…続きを読む