「怖いかも」を含む小説

1人で山奥の秘境観光をしていたら、いつの間にか迷子になってしまった。 最悪なことに天気予報が伝えていたよりも早く、大嵐がこの辺りを襲ってしまったようだ。 しかもどうやら記録的な大…

ホラーってほどホラーでもない

大輔さんが小学生の頃に体験したお話。 家の近くにある池に昆虫採集をしに行ったある日のこと。 水面を覗き込んでいると、後ろに“知らない男性”の姿が‥

・音野　利木（おとね　りき）　生徒会会長補佐 　　目を覚ますと、名もない世界にいた。ここに来た記憶はない。そこから、雫と出会うことになった。雫曰く、この世界に来た人は過去の記憶が…

　今作も怪談を書いていこうと思います。世の中というのはなんとも奇妙な縁があるようです。 　怪談というのは尽きないもので、人が生きている限り生み出すようなものなのでしょうか。因果な…

大々的には表に出せない怖い話を紹介します。

Kwaidanoid, Kwaidanization, Kwaidanoclasm, Kwaidandrome.

豊洲市場での作業員変死事件。遺留品には「11:11」を示す破片、遺体からは謎の青い液体が。調査する葛城昴は、QRコードの異常生成、怪しい菌糸、謎の周波数など、テクノロジーと人体に…

とある喫茶店のマスター。美女二人の、あけっぴろげでムフフな会話に思わず聴き耳を立てる。ふむふむ。どうやら彼氏探しをしているらしい……だがその会話の端々にどうも気になる点がある……

「女子でも安心な一人飲み」というコンセプトの紹介記事を任された、若手ライターの立風ひばり。 取材のため居酒屋を巡り始めるが、飲み屋通いの経験が浅くて店内での上手い振る舞いがわから…

「あなたを傷つける者がいたら、社会的に抹殺します――。」 「え、何それ怖い」 卒業前最後の夜会で、アルテイシアは婚約者から突然婚約破棄を宣告される。しかも、子爵令嬢との結婚宣言…

「操霊師」——死者の魂を操る特殊な能力を持つ者。主人公・響はその力を使い、亡くなった人々の最後の言葉を伝える仕事をしていた。 ある日、響のもとに「死んだはずの姉から手紙が届いた…

小学生くらいまで、体調を崩してばかりで自室か病室かのどちらかでしか、過ごしてこなかった。 長いこと陽射しに当たろうものなら肌は赤くなり、そのうちブツブツと膨らみ始めるし、激しい運…

都会での満たされない思いを抱え、田中健二は津波の爪痕が生々しい漁港・竜舞崎を訪れた。釣りの最中、不気味な視線と水面に浮かぶ水死体を目撃し、「まだいる」という声を聞く。帰り道で全身…

王子である俺の婚約者は、打算的で、冷徹で、計算高い女だった。彼女は俗に言う悪役令嬢だ。言っておくけど、べつに好きで婚約したわけじゃない。伯爵令嬢だった彼女は、いつの間にか俺の婚約…

年々標高が高くなる山があった。 大学生である僕たちは興味本位で現地に飛び、恐ろしい真実を知る。 奇妙な言動で周囲を振り回す友人と、 一般的な大学生である僕が織りなす、ほっこりオ…

営業先で勧められた時計店。 そこで買った時計はなにか奇妙で——。

【三題噺 #88】「計画」「セット」「ケース」 昔流行ってたDSのカセットを共有して使おうって計画立てて、寂れた祠に共有カセットケースみたいなの作ったら怖い体験したって話。 …

両親同士が幼馴染で、母親達からの言いなりにより無理矢理婚約させられた治は、事情により婚約者と2人で大人しく暮らしていた。 だが、 治が成長するにつれただの優しい婚約者のお兄さ…

大学2年生の紬は高校時代からのストーカーにずっと悩まされていた。どれだけ相談しても被害妄想だと回りから言われた事もあり、人に本当の気持ちを伝えることが怖い。だが、急に大学1の人気…