「本屋」を含む小説

いつも一緒にいる影が消えちゃったんです。あなたは、何回消えたことありますか？私はたびたび逃げられたことはありますよ。塾の帰りに振り返るといなくて。 よくお母さんに怒られてました。…

　貴方は今日、旅先で一つの古ぼけた本屋に入った。それはマッタクの偶然で、何処かで知った、という訳でもない。ただの気紛れ。 　でも、だからこそ本は美しい。偶の偶然なのだから、貴方は…

KAC2025を通じての連作です。 移動式本屋の店主と白髪美少年シミのお話。 これだけでも成立するように書いたつもりですが、こちらをお読みくださるとより楽しめるかもしれません。 …

そこは街の片隅にある本屋。 「何か御用ですか？」 何も知らなければ、ただの数多ある本屋。 怪異と縁を持ってしまったなら、そこは彼らの拠点のひとつだ。 未知は断たれた。 …

出版社に勤める二柳あおいは、あまりの売り上げの悪さに、上司から所属する営業部の総入れ替えを示唆された。 しかし、起死回生を賭けて売り出した作品は、どこの書店も引き受けてくれなかっ…

会社員の須藤愛理は、久しぶりに本屋にやってきていた。 漫画コーナーを眺めながら、ふと、漫画家になりたかった頃のことを、そして今まで抱いてきた数々の夢のことを思い出す。 KAC2…

初作品、初投稿です！ 不完全な所あるかと思いますが、読んでいただけますと幸いです…。 【 登場人物紹介 】 佐久間 励　さくま つとむ 誕生日：5/22 好物：オムレツ 趣…

KAC20251「ひなまつり」 さらに「魔法のiらんど」お題「またね、大好き」 幼いころの思い出 寂しく切なく 思い出せばすこしふしぎな 子どものころの出会いと別れ

とある場所にある本屋とおばちゃんの子供のお話

　学校生活に勉強、部活、友達関係……そういうものが積み重なり、日々の生活になんとなく疲れた燐は、ストライキを決行し、ある島へと辿り着く。 　一方、オリーブの並木を歩いた先にある小…

奇妙、奇怪、奇談、別に怖い話ばかりがあるわけじゃない。ただ、変わった話があるだけだ。そしてこれだけは保証する。そこらへんの本屋、小説、そんな中には絶対に無いような話ばかりだ。だが…

ヨムのが好きです。 ネット小説が好きです。カクヨムでの読書は個人的にも、居心地が良いです。 レビュー（☆）や応援（❤）は入れられる数が決まってる。でも何回だって応援したい。 僕は…

広大な山中で師匠とともに育った主人公ギンジは、魔人に焼き尽くされた漫画への思いを胸に、復讐を誓う。漫画はギンジにとって人生を救った存在であり、彼にとっての「聖書」だった。体力と力…

不定期更新。

コーヒーサロン『テック特区』は路地の奥にひっそりとある昭和な喫茶店 そこは様々な老若男女が帰る場所になっている ※KAC20231-7に追加・リライトした長編です

私、柳瀬心陽(やなせこはる)は、人の形をしているけれど、人じゃない。 幼いころから「人の気持ちがわからない」と言われ続けてきた。 感情も心も欠けた、ただの人形だと、そう思い込んで…

　かつて、この世界は一度崩壊した。 　21世紀に発掘された新エネルギー『エネル』という物質の研究中に、大規模な爆発事故を引き起こして人類は一瞬にして、文明と土地を失う。 　それで…

とある青年が正月休みに映画館へ行き、その帰りに本屋へ寄った。 そこで青年は何やら呟いていた老人と出会い、なんだかんだで老人からいろいろな話を聞く事になった。 「お題で執筆!!…

国民は一生に一冊の本を出版することが義務付けられ、だが二冊目は許されない。本屋に並ぶ本は、全て誰かの一生に一冊だ。

スパイ一家の末っ子は、本屋で遺体に遭遇する。 被害者はその本屋の店員。 遺体の近くには、角が血で汚れている分厚いハードカバーの本。 在庫整理中の店員が手を滑らせて、運悪く頭に…