概要
そこは様々な老若男女が帰る場所になっている
※KAC20231-7に追加・リライトした長編です
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!素晴らしい人間ドラマの繋がり、書籍化希望
『本屋カフェ テック特区』
この喫茶店に吸い寄せられた人々のドラマが丁寧に、心に沁みるように紡がれています。色々な人生のストーリーが巧みにつながって……現実にありそうな話がこんなに感動するなんて、驚きです。作者はコメントで次の様に語っています。
・自分はこう思っている、と言う人物が他の人から見たら違う風に見えている、という部分にフォーカスを当てて書いてみました
・今の時代はダメだ、政府がだめだという誰かのせいにする風潮が強い中、そんな悪い時代ではない、日々の生活のなかで他人との接点を自分なりに探す事によって素敵だと少しでも思えるようになることを書いてみたかった
・共感力があり過ぎる女…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その喫茶店は、行き場のない人の帰れる場所——そして縁の繋がる場所。
昭和レトロな外観で、一見さんがちょっと入りにくい雰囲気の喫茶店『テック特区』。
ここにはなぜか、ちょっとワケアリのお客さんばかりが集まります。
それぞれのお客さん視点で語られていく、それぞれの人生模様。
映画の主人公でもヒロインでもない、ごく普通の人たちの抱える痛みや迷いや喜びが、丁寧な筆致で綴られていきます。
行き場のない人が立ち寄りたくなる喫茶店、それが『テック特区』なのです。
本作の一番の見どころは、人の縁がバトンリレーのように繋がっていくところです。
一人ではどうしようもない欠落を、他の誰かが埋めるようにして、次から次へと語り手が引き継がれます。
老若男女、さまざまな人生を歩む人…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それぞれの人生が一つの場所で静かに重なる、味わい深い群像劇。
昭和の匂いに包まれた小さな喫茶店、「テック特区」。一見、「いやここは入らないな……」という気配に満ちたお店ですが、一度脚を踏み入れればその居心地の良さに誰もが魅入られてしまう。
そんな不思議な喫茶店を舞台に、そこへ通う人々のさまざまな人生が交差し重なり合う、味わい深い群像劇です。
派手に喜怒哀楽を誘うような出来事は何も起こりません。順風満帆な人生を闊歩する輝かしいヒーローやヒロインもいません。誰もが自分の人生と現実を抱え、迷い、悩み、後悔し……そんな重苦しい時間を互いに寄せ集め、重ね合うことで、そこに仄かな温もりが生まれていきます。
「で、次、どうなるの!?」というワクワクに満ちたストーリ…続きを読む