「月 色」を含む小説

　毒を以て毒を制す。目には目を、歯には歯を、力には力を、そして、魔法には魔法を。 　長廻凛は、かつて最愛の妹を火事で亡くした。 　妹を助けられなかった後悔と、妹の分も一生懸命…

美しい少女に恋した少女の罪と罰。 ※novel up+より転載。初出：2025年(令和07)03月28日(金)( https://novelup.plus/story/5493…

【あらあらすじすじ】 　阪名 華奈は女子高校生である……彼女は巨大ヒーローと怪獣乙女との戦いに巻き込まれ一命を落とす。 　彼女を改造した秘密組織から、脳改造前に脱出した華奈の前…

"心の穴を埋めて欲しい"。大切な存在を失った人々がやって来る、とある写真館がある。そこでカメラマンを務める青年・彩人は、人の過去や未来を写し出す不思議なカメラで、苦しむ人の心の穴…

へらへら笑顔で「なるようになるさ」がモットーの異能力者と、曲がったことは大嫌いなお嬢さまらしくないお嬢さま。 これは二人がともにいろんな経験をし、立ち向かい、少しずつ距離を縮めて…

蒼月書店の奇々怪々シリーズ、いよいよ10作目！ 蒼月書店店主・翠（スイ）がグレーの猫・銀露（ギンロ）と共に異世界のレヴィアント王国へ。 消えた女神（サホヒメ）を探した先で、ずっと…

　髪が金髪っぽい私。 　暑い夏の真夜中、ベランダに出たら…… 「…髪の色、綺麗だな」 　隣のベランダに白髪の男の子、月沢（つきさわ）くんが立っていました。 　だめだって分…

　姿を消してしまった少女、山田海を救うために変わった相棒『魚』と一緒に森にやってきた本田星は、そこで一人の少年と出会った。少年の名前は葉山澄と言った。澄は自分のことを森の門番だと…

「燃えるような赤は、生命の色だと昔何かで読んだ。あたしにとってそれは、いつもそばにいる彼女の色だ」 美術部のユキと、赤い髪が印象的な同級生のちひろ。 何気ない会話がきっかけで親…

月の色の髪を持つ少年・蓮（れん）は、祝子（ほうりご）の村にひっそりと暮らしていた。 ある日、都から来た少年・遼馬（りょうま）と出会い、閉ざしていた記憶の扉が静かに軋み始める。 木…

感情を言葉にするのが少し苦手な少女・白雪 彩音。 彼女が唯一、素直になれる場所──それは、放課後の音楽室。 静かにピアノを弾きながら、誰にも届かない恋心をそっと鍵盤に託していた。…

『あらすじ』 いつからだっただろう。 アイツの様子がおかしかったのは─── 確かに絵を描くのが生き甲斐のような アイツが急に絵を描かないなんて、 おかしい今思えばそう思う。 で…

情熱乃丘《じょうねつのおか》女子高等学校の入学式が翌日に控えた、夕暮れ時の事 中学を卒業して、まだ何者でもない1人の少女がフォークとスプーンを持って高校や町の名称の由来となった…

月・水・金の戌の刻（午後20時）更新。 『爪紅庵』は、純和風の茶室を使ったネイルサロン。 お迎えするのは、爪紅師のいろはと色造師のサイ。 いろいろな香りに誘われて選ばれた各章の主…

　青い地球、そこに人々は住めなくなった。 　カウントダウンされいてく２週間という時間。 　内向的で、消極的な、チアキ・ハセガワ１９歳は追い立てられるように消去法の旅に出た。 　一…

田舎の小さな村で出会った二人の少女──静かで内気な「わたし」と、明るくて自由な「アキ」。 木の家と黄金色の稲田に囲まれた日々の中で、二人は姉妹のように育ち、無邪気に笑い合いながら…

ラブホテルの一室で、デリヘル嬢が殺害された。部屋に残った痕跡から、不思議な点がいくつかあったが、初動捜査に駆け付けた樋口刑事が、自分なりの推理をすることで、その時は、それが事件の…

高校２年生の貝橋奈威には中学の頃からの友達、朝倉雷那が居た。そんな雷那だが、事故で左腕を失ってしまっていた。 ある日、奈威が昼食の買い物に雷那も着いて行くことになった。 無事昼食…

まっすぐな君が、眩しかった。 ――2040年の湘南。 AIが日常に溶け込んだ世界で、それでも変わらない「想い」があった。 野球に夢中で、甲子園だけを見つめてきた高校3年生・相澤…

情熱乃丘(じょうねつのおか)女子高等学校の入学式が翌日に控えた、夕暮れ時の事 中学を卒業して、まだ何者でもない1人の少女がフォークとスプーンを持って高校や町の名称の由来となった…