「怖いかも」を含む小説

仲睦ましいと評判の夫婦だった。 だが、妻の事故死で明るみになる夫の裏切り。 妻は本当に事故で死んだのか？　それとも……。 四人の視点で四話完結。

中学三年生の杉内晴馬は近所にある有名な神社、秋山神社に立ち入る時は「参道を通る時にはその中心を歩かない」、「鳥居をくぐる時には必ず会釈をする」といったマナーを守る律儀な少年だった…

私、ナツロウの身に実際に起きた、不思議な話です。 鎖で封じられた仏壇と、右脛を引っ掻く芋虫男。 この二つの出来事に、繋がりはあったのか。

高校時代、一緒にバイクを乗り回した友人が、一週間ほど前に亡くなった。 バイク事故だった。 仲間内で行う追悼式の前日、その友人との想い出がある公園に、ひとりで赴いた。 「俺がやられ…

私、ナツロウの身に実際に起きた、不思議な話です。 誰が、何のために──今も分からないままです。

私、ナツロウの身に実際に起きた、不思議な話です。 繰り返される夢、そしてその結末は──

　軽音楽部の三人は、雨が降ってることを言い訳に部活をサボった。雨宿り先は近所のファミレス。人気のないその店が、恐怖の舞台になるとも知らずに。

たくさんの子供たちが話した怖い話をまとめました。 残念なことにたまに別のものが入ります。

著者のこれまでの生活で周りにある沖縄の不思議な話やちょっと怖いかもしれない話を記録します。

幼い頃からホラーが好きなわたくし。「結局ホラー作品って、『誰しもホラーに巻き込まれる可能性はあるんだよ』ってトコに怖さがあるのかなあ」と感じている次第です。平々凡々な暮らしの中に…

近所の小さな公園で、僕は幼馴染の女性に再会した。 小学生のとき、夏休みの自由研究で、「公害」の研究として、僕と彼女は多くの虫を殺した。 でも、彼女は虫の羽をもいだり、潰したりして…

僕、水瀬成人（なるひと）は中学を卒業し、高校への入学直前に母親が蒸発してしまい、田舎の親戚の家族に引き取られた。 引き取られた親戚には、陽キャの怖い同い年の従姉が。 陰キャの僕が…

岩手県忍海町の鈴鳴地区では、スネカという二百年以上続く小正月行事がある。 スネカ保存会会長の曽根田重吉は、十年前の悲劇を胸に年に一度の行事に臨むが、その途中おかしな出来事に襲わ…

夏休み前、正式に友達となった湯山天新と水町砂苗。 しかし秋真っ只中の10月中旬。何の前触れもなしに天新から「付き合って」と言われた砂苗は、ドキドキしながらうなずいた。 しかしあま…

大学卒業後も、なぜか縁が切れない4人の女友達。 出産を終えたユキの家に、祝福のために集まったはずだった。 笑えるのに、怖い。優しいのに、苦しい。 「可愛さ」と「友情」の境界が崩…

私は、結婚直前で彼氏と別れた結果、産婦人科病院で中絶手術を受けることになりました。 手術後、帰宅への道すがら、小さな公園があるのに気がつきました。 ベンチに座り、公園の遊具で遊ん…

いじめっ子だった穂乃果さん。 ある日、夢を見た。 いじめをなんどもなんどもしてきたあの子が、自分に同じことをしてきた。 目が覚めると‥

一話一分の恐怖体験 通勤電車で、寝る前のベッドで、ちょっとした空き時間に。 読み始めたら止まらない、一話完結のホラー短編集。 ゾクッとする感覚、背後が気になる読後感…… あなたの…