「コロナ」を含む小説

令和のある日、スーパーで米の価格が跳ね上がった。誰もが焦る中、農家の現実、流通の仕組み、政府の政策、国債の重みまでが僕の頭を駆け巡る。 コロナ禍や円安、海外投資、社会保障費――知…

コロナ罹患後からの体調不良が原因と思われる記憶障害で受診したところ、鬱の診断が下ったアラ還老人の闘病日記

　街から人が消えた。突然、透の前に現れた老人は神を名乗ると透以外の全人類がさまざまな異世界に転移してしまったと語る。 　地球に唯一人遺され孤独に生きていかねばならない事実に悲嘆に…

赤十字病院の駐車場がサーキット状態だった。普通に危ないし、医者や看護師たちが車通勤できんし、患者も利用できんわよ。 何してるんだ、このトンチキ。 でも、まぁストレスすごいもんなぁ…

2020年新型コロナウイルス発生から5年になる。 当時の介護施設における新型コロナウイルス発生時のリアルを描いたノンフィクション作品である。 当施設内で初となる新型コロナウイルス…

　2020年4月7日、緊急事態宣言。グラフィックデザイナーの更紗は、突然の在宅勤務で恋人との関係に亀裂が入り始める。孤独な夜、ベランダから聞こえてきたのは隣の部屋のギターの音色だ…

あやなとともかは小学5年生。 あやなの両親は共働きで帰宅が遅い。5年生になり、学童には通えなくなった。1人で寂しいあやなの為に母親がスマホを買い与えた。あやなはスマホに夢中。授…

桜井悠真は北千住の大学に通う3年生。コロナ禍でオンライン授業が中心になり、世間から切り離され、孤独を感じていた。ある日、オンライン授業を受けようとしたらパソコンにコーヒーを零して…

『本社スタッフ達による狂騒曲』の続きを描くストーリー。 労働組合主催の社内親睦会を行うことになったクローバーモーターズ。青山や但野は運営委員として参加するもコロナ禍明け初というこ…

とうにコロナの流行は終息したというのに、僕のカノジョはマスクを取ってくれない。 僕が、マスクを取ってもらいたいと言うと、彼女はムキになって怒る。 僕はカノジョの唇にキスをしたいだ…

「遅い昼ごはん」大学一年生の主人公はスマホゲームで知り合った県外の女子高生と夏休みに会う約束をする。初めてのデートに浮かれる主人公は、この事を父親に話すべきか悩みやがて…… 「…

　なぜ、彼女は危険な森を抜けようとするのか？ 　なぜ、彼女は法をかいくぐり「禁制品」を運ぼうとするのか？ 　なぜ、彼女は巨大な商業ギルドに、たった一人で戦いを挑むのか？ 　…

もし、COVID-19の発生が、未来から過去へ送られた“たった一匹のコウモリ”によって起きたのだとしたら── 人類はなぜ、そんな“失敗”を繰り返したのか？ 9000兆倍の量子演算…

この物語はフィクションで実在する人物、出来事とは何の関係もありません。 コロナ禍におけるプラスの側面を皆さんに気が付いてほしい。

夫婦喧嘩の絶えない、殺伐とした家庭生活。結婚して12年、抑圧された生活を送っていた50歳の中年男性。このまま、朽ちていくのだろうと思っていた。突如、大阪へ単身赴任が決まった瞬間、…

コロナ禍から５年。介護士・ヤンの思いを短歌にしてみました。

時は現代。新型コロナウイルス感染症の脅威も収まり，「回復」から「成長」へと経済は転換期を迎えた。テレビではロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ問題，政府の裏金問題にコメ価格高騰…

図書館で借りた大好きな作家の本に、黄色い栞がしっかりと挟んであった。 誰が挟んだのだろうか。コロナが終わり、やっと再開した高齢者体操教室で出会った女性。 話をしていくと、彼女は「…

三国志遺跡巡りにハマって毎年訪れていた中国。コロナ後にいろんなことがハードル高くなって旅行に行くのは難しいかも、と思っていた。ご縁あって団体旅行に参加させてもらい、現地の今を知る…

光太は３１歳の時、美里５０歳と出会う。立場も年齢も既婚か未婚かもまるで正反対。親子でも、兄弟でも、親友でも、ましてや恋人でもなく。 けれど魂のどこかで、出会うことが決まっていた人…