「見て」を含む小説

大昔に起きた大戦で竜の王となったアグナレス！ そんなアグナレスには一つだけ悩みがあった。 それは....「超絶暇」だったのだ！ アグナレスは暇潰しとして人間になる事に決め世界を旅…

普通の大学生活を送っていた上条謙太と深谷咲。接点の無い二人が、ある夜不思議な出来事を共有する。 ※他のサイトで書いていた作品を、少々手直ししたものです。

とある大陸のとある国、そこは誰しもが恐れる魔王の居城があった。 「今日もつまらん……」 毎日、変わらぬ日常に飽きていた魔王。変わる時と言えば、勇者が来た時だけだった。 「は…

僕ジル·シルフィードは幼い頃神様に会って称号をもらった。 でもそれは普通の人の鑑定眼などでは見れない代物だった。 この世界ではスキルのレア度や強さが物を言う世界で称号持ちでは不遇…

　見えない脅威によって人類のほとんどが消えて各地の城塞都市に籠る僅かな人類のみが生き残る世界。都市に迫る見えざる獣と呼ばれる存在から都市を守る防衛隊員の昼月陽は、ある日の防衛線で…

高校生２人がバーガーショップで死について語っている、すこしふしぎな話。 ※残酷描写のレイティングは念の為です。

水晶は、夢を見ていた。 水晶たちの夢には、共通点があった。 どれも、ひょろひょろの奇妙な動物が出てくる夢だった。 これは、水晶と人間の下僕の、悠久の物語。

宇宙探査船、フォゼ・デム号。人類の楽観的な夢と果てしなく現実味の無い希望を優秀な人員と共に乗せて地球を飛び立った精密で頑丈な、短命の沈没船。 ある男の顛末だけが語られる。

妙齢の薬学者 聖徳晴子（せいとく・はるこ）は、絶世の美貌の持ち主だ。 彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。 精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発…

地球の1000倍の大きさの星、ダークォ。その余りの巨大さに、いたるところで文明が興り、滅びた。今より2万年前、ある文明が魔法を発見した。それは瞬く間に世界に広まった。 ある街に…

アメリカのUnited Onion社が開発した、人から人（もの）へ、目で見てわかる形で愛を伝えられる「愛情チャージャー」。彼女は僕が夜にたくさん送った愛を、いつも翌朝、シナモンに…

　高嶺詩織はクラス委員の仕事で帰りが遅くなってしまった。いきなり幼馴染の雅人の家に押しかけて驚かせようとして、彼の部屋に飛び込んだ時に見たものは–––––⁈ 　主人公でありヒロ…

この物語は英雄と云われたハルリオン・ヴェグスが四十五歳のオッサンの姿から十五歳の少女である偽名ハルリア・アルパスとなり色々な意味で活躍していくお話である。 前作のお話を纏めると…

　――桜になるつもりだった姉の死骸は、牡丹になっていた。 　膨れ上がった高齢者人口と思想が、葬儀件数と種類の増加、費用の高騰を招いて幾年。 　世に、死ぬと花になる薬が登場した。…

予めお伝えしておきます。RPG・levelうp・skill・魔法で完全治癒　とか全くありません....目が潰れたら潰れたまんま、片腕無くなったら無くなったらまんまです....やり…

無宿人の男が犯した、悲しくも儚き忌み事。幸せな「未知」を守るため、男は仏を装って、業を背負って旅立つ。 ギリシャ神話の一譚、オイディプス王の悲劇を下敷きにしたお話です。 宜しけ…

東南アジアに住んでいた頃に経験した『拉致未遂事件その一』 あの日乗った白タクの運転手は、目が血走り呂律の回らない男だった。どう見ても薬物中毒者。 警戒しつつもその車に乗り込んでし…

公立辻ヶ宮高等学校の入学式の日。 長かった受験戦争を勝ち抜いた猫崎凪はその正門をくぐった。 地元から遠く離れた町でのまだ見ぬ学校生活に思いを馳せていた彼は、入学式のさなかに気を失…

夜桜を友人と見に来た主人公は、いつもと違う雰囲気の想い人が目に入り、友人たちと別れて、彼女のほうへと行った。彼女はどうやら人を待っているようだ。