「詩 季節」を含む小説

高校二年生ごろに書いた詩や物語の作品集です。ほぼ公開順で、1000字前後の話多め。アルバム代わりに。 ※ややセンシティブな表現を含みます。死亡描写や性的な言葉、不潔な表現などが…

辞書をパッと開いてその中で面白そうな言葉を選んで読むゲーム――通称「辞書引き遊び」、これの歳時記版で遊びます。短歌でやってみたら楽しかったので、詩でもチャレンジします。 投稿ル…

黄色いイチョウの葉がひらひらと舞う季節。 子どもの頃、かあさんと拾ったギンナン。 ころころ、くんくん、カンカン、しゃかしゃか── 五感で覚えたあの秋の記憶が、今、わたしの中にふた…

筆者が感じた、筆者が「生きる世界」を、ひたすらに言葉だけで綴る記録。 果たして、筆者の生きるこの「世界」は。 皆様が生きる「世界」と同じ温度なのだろうか。 同じ音がするのだろう…

藤花詩空名義のX（Twitter）のTwitterタグに沿ったショートストーリーや季節行事に合わせた短編など、ショートストーリーから短編程度の分量の小説まとめ。過去別サイトに出し…

【ナツガタリ'25】10首連作部門参加作品 作者が初めて詠んでみた詩です！ 素人なので出来栄えはボロボロですが( > <。) 梅雨の季節になってきました。 みなさんは雨、嫌い…

嫌いなもの あの時の季節を あの時の感情を あの時の彼女を思い出させるもの

よんでみればわかる

地方の寒村にある中学校で国語教師を務める西川陽大（にしかわ はると）、35歳。日々淡々と過ぎる授業、形だけの会議、目に見えない疲弊。彼は何かを諦めたまま、生徒にも教師仲間にも心を…

━━━━━誰かが言ったことを憶えている。それがこの世界に『神の座』が置かれなかった理由なのだと。 季節は真に巡ってはいない。古い皮膚が溶け出し捨て去られるように、いつか再び訪れる…

放課後の星見ヶ丘学園。 校舎の片隅で、古いカセットレコーダーが“声”を録り続けている──。 内気なピアノ少女、走り続ける幼なじみ、孤独を隠すリーダー、夜の図書室で詩を書く先輩……

カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】10首連作部門参加作品 『ネガティブであることは悪いことで、ポジティブであることは良いことである』 そんな一義的な社会観念に閉塞感を感じる。 …

【カクヨム短歌賞1首部門　応募作品】 日常の中にふと立ち現れる景色や日常。 そこに、言葉にならなかった記憶や想いが重なる瞬間があるならば。 短歌の三十一字で表現してみます。

ふと見上げたら君がいたんだ。 だから思わず口ずさんだ。 心に浮かんだその詩を。

東京の片隅に佇む古書店「雨読堂」は、思索に疲れた大学院生・志藤昴の静謐な避難所であった。ある雨の午後、謎めいた女性・詩織が現れ、亡くなった姉・伊原紅葉の名を口にする。紅葉は昴のか…

気取らない言葉で、無理にドラマを作らず、焚き火の匂いと友人とのひとときを詩にしてみました。 ※これはフィクションです。数十年後の自分のイメージです。

風薫る季節になってきましたが、お元気でいらっしゃいますか。 ここから見える梅の木もすっかり緑に変わってから時間が経ちますが、今でも鮮やかな花を思い出すと心がポカポカとした気持ち…

放課後の文芸部には、いつも静かな風が吹いている。 特別な事件は起こらない。 ただ、言葉と沈黙が同じ重さで並べられる時間がある。 これは、言葉を交わすのが少しだけ不器用な「僕」と…

俺の祖先が第五の季節をなくしてしまったせいだ。（※重複投稿しています）仲仁へび

毎年巡るこの季節が耐えられない。桜が美しければ美しいほど、私の心は冷えていく。亡き母への思いが募る。