「​#ホラー」を含む小説

「幽霊も出るからついでに見てってよ」 公園で遊んだ男の子に誘われ、大きな屋敷へ。庭の片隅の犬小屋から、犬がいないはずなのに吠え声が響いた。その声を聞いた姉はなぜかすぐに帰ろうとす…

家庭の事情でお嫁に行き遅れていた貧乏子爵令嬢モニカは、多額の謝礼金に釣られて、戦死した伯爵家嫡男リュシオンとの冥婚に応じた。 一ヶ月の契約期間満了まで真面目に弔い役を務めようと…

　最初の内は、「いい奴」なのかもって思っちゃったんだ。 「ねえ、君の『神様』食べさせて」 　小学校からの帰り道、僕は『入れ歯』みたいな変な奴と遭遇した。そいつの頼みに、僕はな…

本資料は、単独では異常と判断されなかった事例への資料である。

怖い話を書くとだいたいかわいいって言われる、ホラー苦手さんの 「こわいけどコワくない話」 朗読可、許可もとらんくていいです ただ、ものとして残すときはご一報ください 聞きに行き…

🔶ストーリー解説🔶 　この物語は、地球によく似た『もうひとつの世界』で展開する物語です。 　主人公〈サクラ〉は、夢の中から、ふらふらと【こちらの世界】に導かれ、迷い込みます。…

高校生退魔師が主人公の異能やバトルがたくさん出てくる現代ファンタジー（ブロマンス）流行り要素無し、主人公成長系。中の人が一番書きたい話（本編）の前日譚を書き下ろしたものです。20…

深夜の山中、「誰かにつけられている」と訴える女から届いた110番。 だが、その受け答えは最初からどこか不自然で、不可解な一言を残して通話が途切れる。のちに現場で見つかったのは、複…

よみごさんシリーズの新作をやりたくなったので、やります。例によって例のごとく見切り発車なので、途中であちこち修正するかもしれません。どうかご容赦ください。 また、時系列が過去に戻…

　最低文字数でどこまで怖くできるか――そう思ったので書いてみました。 　一話で終わらせる気でしたが、何話まで書けるか続けることにしました。 　一話400文字の縛りでどこまで続くか…

黒川ツバメは、空想癖のある女子中学生。ある雨の日、町で一番大きな河に落ちたツバメは、川底で巨大な白い龍と出会う。 カンダチと名乗った白い龍が、ツバメに言うことは「俺の大事な玉が…

僕達は希望なんて持っていなかった。 ただ絶望から逃げてきただけだった。 だから、何が起きたって構わないよね……。 ＊＊＊＊ とある異世界の村に辿り着いた人生の負け…

太陽の下では誰も、その病院の名を口にしない。 都市の片隅で人知れず囁かれる“失踪事件”。 共通点は一つ――姿を消した者たちは皆、いつの間にか“美しくなっていた”という事実。 大学…

子供が親を殺しても殺人事件化しなくなる「有料可燃ごみ処理券P」の都市伝説。その真相を調査したシングルマザーのブログ。

こちらの作品はカクヨムコン11短編に応募しているホラー短編「死んだ双子の妹が人気Web作家だったから乗っ取ってやった話」のスピンオフとなります。宜しければこちらの作品も読んで頂け…

田舎暮らしを始めた小説家の嶋田が、その地に伝わる河童伝説を小説のネタにしようと思い、聞き込みを始める。 河童の正体、河童が尻子玉を抜くという習性、それらについて調べていくうちに、…

これは、およそ一ヶ月前、私の身に実際に起こった奇妙な体験の記録です。 よければ最後までおつき合い下さい。

とある女性が体験した、奇妙な“ステッカー”に纏わる怪談話です。

再生してはいけないビデオテープがある。 心理学専攻の佐々木凛は、ある古いビデオテープから始まる異常現象を目撃する。人々が集団で同じ言葉を繰り返し、同じリズムで呼吸する。やがて彼…

洋上に取り残された、地図からも消えた廃棄海上都市。 完全無人のはずのその都市から、今も「人口：10,284名」「行動ログ更新：最新」という報告が上がり続けている。 若手研究員・…