概要
河童の正体、河童が尻子玉を抜くという習性、それらについて調べていくうちに、彼の身体に異変が起き、彼は水死体で発見される。
小説家の日記を元に、彼の日常が浮き彫りにされ、死の真実が明らかになってくる。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!川に近づくな、カッパに命を吸い取られたくなければ。
河童───日本ではだいぶポピュラーな妖怪です。
その正体は諸説ありますが、その中には“水死体説”というものがあります。本作においても以下のように紹介されます。
「曰く、水死体の皮膚は緑色、頭髪は川底に削られて禿ハゲる(皿)、背中は膨張して甲羅のように見える、肛門は拡張して尻子玉を抜かれたようにも見える、内臓はすかすかで食べられたようにも見える───」
田舎に戻った男は、河童伝説の正体を探し求めます。
男の祖父も見たという、河童の正体とは何だったのか。
そしてこの作品の冒頭、水死体となった男に何があったのか───
さぁあなたも、川のほとりまで行き目を凝らしてみましょう。
ほらほ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!あなたは河童の正体にたどり着くことができるか……?
河童の正体を探るホラー……
小説家である嶋田という男が丹念に取材をしていくという冒頭に始まり、ホラーの王道に則った流れから怪異に行き着くと思いきや……
オカルト・都市伝説界隈が好きな私は、伝承の裏にある、河童の正体にまつわるとある「一説」などを連想しながら、いつ河童の正体が判明するのかを楽しみに1話、1話読み進めていったのですが……
……見事に予想を覆される衝撃の展開でした!
河童を追う嶋田の足跡の中にじっとりと漂う不穏感やゆっくりと彼の身に降りかかる恐怖にゾワゾワ感を抱かずにはいられない……!
まるで、サスペンスドラマやホラー映画の一節の回顧シーンのようなセピア色の情景が自然と思…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この真相、あり得ないことじゃない
作家の主人公は田舎にやってきた。
次作のネタになるかと河童の伝説について調べ始める。
が、彼は後日、水死体となって発見される──。
いやあ、怖かった……!
物語の焦点は「主人公はどうして死んだのか」というところに当てられているのですが、1話目からずーっと「この時間に読むべきじゃなかったな」と思わされていました。
読めば読むほど怖くなっていくのです。読めば読むほど引き返したくなるのです。
でも「ここが1番怖いんじゃ⁉︎」と思って読み進める。
結局、最後まで読んでキャッチコピーにある「衝撃の結末」を見届ければどうにかなるんじゃないか なんて思い始めて、一気読みです。
……まだちゃんと…続きを読む