「いつも、」を含む小説

あなたと私、中学時代からの友達だった。 ううん。友達以上恋人未満だった。 ホントはね、告白してもよかったのかもしれない。 それでも、私たちは互いの気持ちを伝えなかった。 いつも、…

小田刈(おだがり)じゅの5歳 幼稚園児(年長) じゅのの初恋の相手は幼稚園の先生だった。ある日じゅのの好きな先生はいつもと違う悲しい笑顔を園児達に向けていた。その理由を先生の口…

宇宙が収縮している、その事実は世界に発表された。これを受け人々はなにを思い、なにをするのか？

ヴィローカ王国の皇太子オルダーノに仕える勇猛なるエラディオは、いつもわがままで奔放なオルダーノに振り回されている。二人は幼馴染みだが…… 以前書いててストップ中の物語りに出てく…

東京へ戻る新幹線の中、青年・奏多は母からの一通の手紙を開く――。 その瞬間から始まった、記憶と家族、そして「写真」という名の旅。 父の病、母の想い、カメラ越しに見えた日常のかけが…

「これからも私と添い寝してくれませんか……？」 「……ビッチなのか？」 「私ビッチだと思われたんですか！？」 　人に恋愛感情を持てなくなった高校生・東雲凪は、電車でうたた寝し…

　『――僕が知らなかっただけで、世の中には喋る猫というものが一定数いるものなのか、それとも単純に僕の頭がおかしくなっただけなのかはわからないが、とにかくミケコは喋る。』 　しゃべ…

女子高に通う沙耶は今日も恋をする。 だがなかなか恋人ができない。 「、、、何故じゃぁああ！？」 短編書いてみました。評判よければ長編にするかもです。

結婚に失敗し、バツイチの富永雅也は二度と結婚はしないと決めていた。そんな富永には気になる女性がいた。朝の通勤電車で時々見かける女性だ。その女性はいつも本を読んでいた。ある日富永は…

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今年もKAC2025、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

住宅街の道路ではじまった、脱ぎたい子供と脱がせたくない親の口喧嘩の行方はどこへ！？

ある日、まったく唐突に空だけがファンタジーの世界に変わった。 魔女が、妖精が、ドラゴンが空を飛ぶ。 でも私たちの生活にはそんなに影響はなかった……はずだった。

「はあ。超常現象調査部なんて、随分と暇なんですね」 顧問に連れられてきた後輩、一ノ瀬 澄香は、この部活に対して否定的だった。何とか興味を持ってもらおうと試みたものの、返ってくるの…

高校を中退した俺はゲームオタクになった。いつもゲームしてる。その日もいつも通り、ネッ友の『クルミ』さんと休みなしでゲームをしてた。さすがに疲れがひどくなってきたから1回休憩にして…

甘酸っぱいようなそうでもないよくあるラブコメ書いた

僕はいつも野崎さんを見ていた。その野崎さんは丹後と親しい様子だ。舞台上で踊る奴を熱心に見つめる野崎さん、その隣で自分は三角関係の一角を担えるような存在でないと悲しく噛みしめていた…

満月の夜にだけ現れる、緑のカーネーションを髪に飾った少女。 「私は夜の住人だから」と笑った彼女に、僕は少しずつ惹かれていった――。 夜の細く入り組んだ住宅街の道――『蛇道』を歩…

文学フリマ３９などにて頒布されたアンソロジー、「物語と歩く人のための評論＆エッセイアンソロジー[Narratives]」（主催：穂波晴野先生）に寄せたエッセイです。 （『映像研に…

日本人は、五つの〈セイ〉を欠いてしまっている。 第一のセイ——〈政〉 第二のセイ——〈性〉 第三のセイ——〈聖〉 第四のセイ——〈正〉 第五のセイ——〈声〉 第六のセイ……も…

主人公の名前は夏目翔。小さい頃に幼なじみのお姉ちゃんに恋をした男の子だった。当時は泣き虫で弱っちくていつも初恋の女の子の後ろに隠れていたような·····。 一方の女の子は中島沙和…