五セイ失いし倭人

加賀倉 創作【FÅ¢(¡<i)TΛ§】

第一のセイ——〈政〉

 日本人の多くは〈〉治のある話をタブーとする。これは偏見でないと確信している。政治家は国会で法律——その多くは政治家ではなく高級官僚及びその上位者によって作られたものである——を通すか否かの判断をする(というのは建前である場合が多い)。法律は我々日本国民の言動を良くも悪くも拘束する。すなわち〈政〉治は我々日本国民の生活に直結する話題であるにも関わらず、日本人は〈政〉治の話を、まるでいけないことのように扱うのである。というよりも、そうなるように何かによって仕向けられた——洗脳された——というべきかもしれない。が、それは選択の責任である。不健全な風潮に附和雷同せず真逆の選択もできたはずである。

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