「王子 王族」を含む小説

貧乏貴族出身のメルティナは、同盟国の王女であり、第一王子ルナンドの婚約者としてこの国に留学中のクリスの侍女である。 今宵はルナンドの成人を祝うパーティ。そこで正式にクリスとルナン…

◆カクヨムコン9 恋愛部門特別賞受賞しました！応援ありがとうございました！ → 『どうも。ニセモノ聖女です! 猫被り王子に「婚約しないと正体をバラすよ」と脅されてます。』に改題の…

大陸の覇者ヴァイス王国ーーその王族が断罪されて早十年。敵対国と繋がっていたことが露呈し王含めた一族全員が処刑されていた、ただ一人を除いて。 元第七王子のシュヴァルツ・ファン・ヴ…

　十年前のその日――エーベルダイン王国で大きな政変が起きた。 　圧倒的な軍事力を背景に国内外を恐怖によって脅かし、圧政を敷いていた王が討たれたのだ。 　成し遂げたのは若干十六…

第三王子直属の近衛騎士団に所属していたセリル・グランツは、とある戦いで毒を受け、その影響で第二性がベータからオメガに変質してしまった。 オメガは騎士団に所属してはならないという…

「よくやった、ワルター」 　謁見の場で王弟殿下に『仕掛けた』ら、滅多に褒めない父から良い笑顔で労われた。 　＊＊＊ 　社交界デビュー当日、1人の子息が王への謁見に臨む。 …

王立学園の卒業パーティーで、王太子から婚約破棄と追放を告げられた公爵令嬢イザベラ。 身に覚えのない罪を着せられ、送られた先は「枯れ谷」と呼ばれる痩せ果てた辺境の地だった。 絶望の…

『時』の力を持つ王族が統べる国、『アルメリア』。しかし十年前から『闇』の帝国から侵攻を受けていた。 幼い頃から反乱軍として戦い続けてきた少年『ゼル』の正体はアルメリア最後の王族。…

〈〈堅物将官 x 幸薄美青年〉〉 　とある国の王宮に、仲睦まじい二人の王子がいた。 　しかし王位継承者である兄は取り巻きの貴族達に惑わかされ、次第に弟を遠ざけるようになる。…

聖なるオメガとして祀られる希少な男型オメガ──ジヴリール。 幼き日に王子と運命の出会いを果たし惹かれ合うも、 運命は二人を容赦なく引き裂く。 王妃となったジヴリールは、やがて…

　王太子の婚約破棄騒動で王宮はてんやわんやの真っ最中ですが、わたくしスタッカ・ロック＝イントアレイは蚊帳の外です。わたくしは、この国の王女ですが、権力闘争には興味がありません。も…

離宮で静かに育てられた末っ子王子アールヴェリス。 見た目こそ穏やかだが、実際には父王タイリンによる“軟禁”だった。 「この国に、末子はもう必要ない」という理不尽な判断のもと、 赤…

　太平の世の謳歌する大国、リフエンタール王国。 　三百年もの長きに渡り、侵略にも内乱にも無縁な平和が続いていた。 　お金を稼ぐことを卑しい行為とする貴族の中で、懸命に領地のため…

王宮を揺るがしたのは、奴隷のたった一言だった。 何に跪き、どの未来を選択するか。 選ぶ余地もないほどに斜陽の兆しを見せるカプラ王国に『戦利品』として連れてこられたのは、空を飛ぶ…

王族なのに“黄金の炎”を使えない落ちこぼれ王子アレック(14)。 見返してやろうと冒険者になったものの――最初のダンジョンでいきなり死にかける。 彼を救ったのは、ツルハシを担いだ…

金次第で何でも運ぶ二人組の運び屋ノー・フェイス、その正体は人々に死の宣告者と恐れられるデュラハンと数年前に馬車事故で行方不明になったとある国の王太子。 当時王太子エランヴィータル…

異世界の王都で、ただの衛兵として働くアデル。 今日もチート能力を振りかざす転生者たちの騒ぎを片づけ、街のあちこちを走り回っていた。 そんなある日、王都に魔獣の大軍が押し寄せる。…

むかしむかし、あるところにあったヴィンティア王国という名の風の国のできごとのものがたり。 王族の連枝の末の王子ユーキと辺鄙な山村の村長の養子ケン、二人の少年の成長と友情、そしてそ…

強さこそが漢の価値である！！ ナヨティス王子は、そんな筋肉質なアフォルシャ王国の第二王子として生まれてしまった。 華奢で可憐な見た目の僕に、筋肉なんて似合わない！！ 痛いのは…

赤い髪と色違いの目を持つリリスは「赤い髪の子供は殺せ」という王家の掟から、世継ぎの王子として生まれながら、風の精霊女王セフィーリアに使用人として引き取られ、教えを受けて魔導師とし…