「​#ホラー」を含む小説

満月の夜、神社で拾った白いうさぎは喋った。 「月から逃げてきた」と名乗るその存在は、 やがて訪れる〈月災〉の到来を告げる。 月災は街を壊し、人を消す――だが、 翌朝には記録も記憶…

　四方木・礼祀（よもぎ・れいじ）は霊能力者である。霊能力を博打や投資に使ってだらだら生きている父親を反面教師にして、地球の平和を守るために夜な夜な悪霊を退治したり妖怪の愚痴を聴い…

　ある日、転生したら悪役令嬢だった。 　悪役令嬢と言ってもただの恋敵ではない。正真正銘の人類の敵で邪神系な悪役令嬢だ。人間の皮を被った紛うことなき化け物である。 　物語が進む…

2025年4月9日、東京都●●区内で死体として発見されたスミダ エツコ（女性・75歳）。その自宅にあった1週間分のコンビニレシート。

「何だと思う？」と問われる。

准教授の〝僕〟が語る、少し不思議でちょっと怖いかも知れないお話。一話完結型・短編。 ※不定期更新です。

私はタイ人です。 そのため、そのようなタイの物語を ぜひ皆様に読んでいただきたいと思っています。 これは 皆 に シェア している 物語 で、どの ジャンル なのか 明確 に 言…

レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』、あの絵を始めて見た時、なんて怖い絵なんだろう、と思った。 あの絵を見てからというもの、彼女の姿が頭から離れなくなってしまう。 ご飯を食べて…

人との距離感がうまくつかめない主人公は、 親切心からつい踏み込みすぎてしまう性格だった。 旅先で訪れた砂をかける温泉。 善意で差し出した行動は、思いがけない違和感を残していく。…

137文字以内の手乗り怪奇小話群。 Twitterで呟いた『呟怖』のまとめです。 どこからでも読めるホラーから幻想系、不思議な話、人怖など。 貴方の心に引っ掛かる、お気に入りの…

この話は全てフィクションです。安心してお読みください。

登山中に道に迷ったリョウタは、森の中で古びれた図書館を見つける。 図書館に入ると、本棚はすべて空っぽ。ただし、机の上に一冊だけ本が置いてある。 その本の中には、リョウタのこれ…

　サウンドノベル風に書きたく思っても分岐システムは御座いません。ペンションに宿泊しても閉じ込められません。お逃げになるのは自由です。ですがお勧めしません。深夜の山道はあの殺人鬼が…

これは心理テストです。 今からいくつかの質問をします。 各質問に対して提示された選択肢の中から、一つを直感で選んで下さい。 質問は全七問です。

どうして君の涙はこんなにも温かいんだろう。凄惨な現実を前に凍てつく感情。それを穏やかに溶かすその雫に、僕の心は奪われた。―― 2015年6月。その悲劇は始まった。 国土交通省『…

数々のホラー小説を出版している三河書店・三河幻想ホラー文庫から、公式ホームページにとあるお知らせが出された。 それは、編集部が担当していた新人作家・鴻池玲人氏が追っていた一つの穴…

小学校の時の、体験なんですけどね、

２０XX年。世界は、感染者の脳を破壊しゾンビ化するゾンビウイルス感染症の大流行に見舞われた。高３の４月、俺、木根文亮（きね　ふみあき）は、ある日学校でゾンビパニックに巻きこまれる…

少年たちの出会いから始まる、怪異探検譚。 こちらは本編ストーリーとなります。 （一幕　3人の出会い〜山のトンネルの怪異1〜16話） 東堂 蓮（11）──情報解析に長けた頭脳派の…