夜の山道のトンネル。
廃病院。
曰く付きの階段。
誰もが一度は、思ったことがあるのではないでしょうか。
本当に「出る」のか、行ってみようかな……と。
そんな好奇心の赴くままに。
本作の主人公の少年――蓮くん、天真くん、宗介くん――は、「夜の探検隊」と名付けたチームを組んで、怪異の潜む夜の町へ踏み込んでいきます。
小学生(約一名中学生もいますが)ならではの、危なっかしさ、とでも言いましょうか!本作の大人たちもヒヤヒヤするでしょうね!(笑)
案の定、「夜の探検隊」は怪異に遭遇します。
ただ、彼らは怪異におびえるだけの子供ではありません。怪異に対抗するだけの能力を各々持っているのです。
しかし、彼らの力は未熟です。……さて、どうなるでしょう?
読みやすい文体で書かれた、大人も子供も楽しめる作品だと思います。
特に、「夜の探検隊」メンバーが、それぞれとっても個性的です。しかも、お互いを純粋に思いあっていて、とってもピュアで素敵だなぁと思いました。
余談ですが、私はメンバー最年長の宗介くんが推しです。彼がぼろぼろになりながらも、他のメンバーのために立ち上がる姿がもう、かっこよかったです。
作中の術の設定の緻密さや、大人たちの関係性も謎も、本作のワクワクする要素だと思います。
新キャラも登場してきているので、まだまだ盛り上がりそうな作品だと思っています!
少しでも、好奇心を刺激された方は、一緒に「探検」に行きましょう!